くもをさがす
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/05/28 07:29:00
作家西加奈子さんの乳がんになってからの闘病記であり
カナダという外国での治療や生活の話です。
気になっていましたが、ようやく図書館で借りられました。
乳がんになったこと、子供が小さいこと、海外にいること
そしてコロナ禍だったこと。
海外と日本での医療に対する姿勢がかなり違っていて
でもあっさりとかかれていました
たとえば、乳がんの手術の後、3時間で退院、ドレーンの管理を自分でするとか。
びっくりしました。
病院のたらいまわしはコロナ禍だったからでしょう。
手術も延期延期で、受けられないまま亡くなった方もいたと。
日本でも手術以前に、発熱だけでも受け入れ拒否などありましたね。
本当に大変な、恐ろしい時期でしたね。
イギリスが舞台の小説でも思いましたが、
どんな職業、医療関係者でもきっちりバカンスをとれることが当たり前に書かれている。8週間だったり2か月だったり。日本からしたらかなり長い。信じられない。でも、きっちり休みがとれると思うと、安心して働けるかもしれないですね。
そして、カナダのバンクーバーという移民が多い街だということで
助け合いも多いらしい。近所で、子どもの世話、食事を交代で持ってくるみたいなことが普通にあるようです。言葉はわすれました。
何より、無事手術も終わり、その後も治療を続けておられるようでよかったです。
そうそう、『くもをさがす』がひらがなだったのは
『くも』が雲ではなく蜘蛛のほうだった、のかなと勝手に思いました。
蜘蛛はおばあさんの象徴のようでした。
蜘蛛がいたらおばあさんが守ってくれている、みたいな文があったので。



























