資格なき境界
- カテゴリ:日記
- 2026/04/27 14:06:27
滑り落ちた吸い殻が、濡れたアスファルトに溶けていく
泥にまみれたこの靴で、誰の背中を指差せようか
「生き方」を説く言葉は、とっくにドブ川に流した
俺の喉にあるのは、苦い酒と、飲み込んだ後悔だけだ
泥にまみれたこの靴で、誰の背中を指差せようか
「生き方」を説く言葉は、とっくにドブ川に流した
俺の喉にあるのは、苦い酒と、飲み込んだ後悔だけだ
隣で誰かが道を間違え、奈落へ落ちようとしても
差し出す手は、血と紫煙の匂いが染み付いている
「正しくあれ」なんて、どの面下げて吐けるのか
俺はただ、沈黙という名の雨に打たれるのがお似合いだ
差し出す手は、血と紫煙の匂いが染み付いている
「正しくあれ」なんて、どの面下げて吐けるのか
俺はただ、沈黙という名の雨に打たれるのがお似合いだ
善人の顔をして、誰かを導くことの傲慢さ
鏡を見るたび、その滑稽さに吐き気がする
地獄の淵を歩く者には、忠告なんて贅沢品だ
せいぜい、すれ違いざまに火を貸すくらいが関の山
鏡を見るたび、その滑稽さに吐き気がする
地獄の淵を歩く者には、忠告なんて贅沢品だ
せいぜい、すれ違いざまに火を貸すくらいが関の山
他人の人生に、俺という影を差し挟む隙間はない
導く言葉も、叱る権利も、とうの昔に質に入れた
ただ、静かに見送るだけだ。その行き先がどこであろうと
泥濘の中、俺は俺の責任(ケジメ)を抱いて消える
導く言葉も、叱る権利も、とうの昔に質に入れた
ただ、静かに見送るだけだ。その行き先がどこであろうと
泥濘の中、俺は俺の責任(ケジメ)を抱いて消える



























