ケーキをシェアしたくない
- カテゴリ:日記
- 2026/04/26 21:03:29
以前から思っていることだが、私はケーキをシェアしたくない。
意地汚い?ケチ?
そういう理由じゃない。
一人用にすでに切り分けられたケーキは、
パティシエが丁寧に作り上げたもの。
味のバランス、見栄え、全てが計算されたものだと思っている。
ケーキを沢山は食べられないけど、
いろんな味を少しずつ食べたい人が女性陣に多い。
「シェアしよう。」「半分こにしよう。」
断りずらい。
美味しいものを少しずつ分け合う、かわいらしい女性像。
分けたくない、1つを食べる、どうしても自分が意地汚いデブに思えてしまう。
綺麗に半分にカットできれば良い。
でも、そういうシェアする時、たいていは崩れてぐちゃっとなる。
パティシエがきれいに組み立てたものが、ぐちゃっとなって皿の上に並ぶ。
それがなんとも悲しい。
パティシエの作り上げた作品を、食べる前に潰すこと、心が痛くなる。
綺麗なコーティング、綺麗な果物の断面も、整えられたクリーム、
サクサクのパイ、滑らかなチョコ。
コーティングははげ落ち、
果物はクリームにまみれてケーキからはがされどちらかの皿の上に転がり、
クリームは跡形もなくなり、パイは粉々、チョコはボロボロ。
味は良いし、分け合うこと自体は良いのだが、
パティシエに申し訳ない気持ちになる。
これがきれいに分けられたり、最初から分け合うものなら、
悲しい気持ちにならない。
分け合って仲良くおしゃべりしながら味わうのも良いとは思う。
思うんだけど、なにか寂しさが付いて回る。
そんなことを思い出した週末。
私はケーキをシェアしたくない。



























