世界医学検査デー
- カテゴリ:美容/健康
- 2026/04/15 00:46:14
こんばんは!15日(水)は西日本から東日本では曇りや雨となるでしょう。
北日本も雲が広がりやすく、夜は所により雨が降る見込みです。
南西諸島は概ね晴れますが、昼前まで雨の降る所もありそうです。
尚、台風4号は今後、マリアナ諸島を北寄りに進む見通しです。
【世界医学検査デー】 World-wide Biomedical Laboratory Science Day
☆世界医学検査デーは1996年6月にノルウェーで開催された、
世界医学検査協会「IAMLT(現:IFBLS)」さんの代議員会で制定されました。
<概要>
〇世界医学検査デー
@制定
医師が「癌の疑い」と判断する時、
その根拠となるのは画像や症状だけではなく、
血液や尿、組織等の検体を分析した検査データです。
その検査を担うのが臨床検査技師であり、
毎年4月15日の「世界医学検査デー」は、
この職種と臨床検査の重要性を広く社会に伝えることを、
目的として制定されました。
★医師が「癌の疑い」と判断する時の根拠となる検査データ
・病理検査
・画像検査の所見
これらです。
最も決定的なのは病理検査(病理診断)で、
これは医学のゴールドスタンダードとされています。
□病理検査(病理組織学的検査)
癌の診断における最重要データです。
◆組織診(biopsy/histopathology)
内視鏡や針生検、手術で採取した組織を、
H&E染色(ヘマトキシリンやエオジン染色)で顕微鏡観察をします。
そして、細胞の異型や構造異常、分裂像の増加といった、
癌の特徴的所見をして、病理医のレポートが最終的な判断材料にします。
*細胞の異型・・・核の大小不同や核小体の明瞭化
*構造異常 ・・・腺構造の乱れや浸潤像
△病理医のレポート(病理診断報告書)
病理医が顕微鏡で観察した結果を、
医学的に標準化された形式で纏(まと)めた公式文書で、
医師が治療方針を決める際の最重要資料になります。
▼病理レポートの構成(典型例)
①検体情報
検体の種類(生検や手術材料等)や採取部位、検体番号です。
②肉眼所見(gross findings)
肉眼で見た大きさや色、硬さで、
腫瘍(しゅよう)の位置や境界を指します。
③顕微鏡所見(microscopic findings)
ここに癌の特徴的所見が書かれ、
例えば、核の大小不同を伴う高度異型細胞が、
不規則な腺管構造を形成しつつ浸潤性に増殖したり、
多数の核分裂像を認めることであり、
周囲脂肪組織への浸潤となった場合で、
医師が癌の疑いや癌の確定と判断する核心部分です。
④免疫染色(IHC)の結果(必要な場合)
・CK7(+),CK20(-)
・HERO2 3+
・Ki-67(増殖性高い)
これら等の場合です。
⑤最終診断(diagnosis)
A(中分化腺癌)
Adenocarcinoma,moderately differentiated
B(扁平上皮癌)
Squamous cell carcinoma
C(上皮内癌)
Carcinoma in situ
これら等で、個々が治療方針を決める決定的な部分です。
◇細胞診(cytology)
喀痰(かくたん)や尿、子宮頸部、胸水、腹水等や、
細胞レベルでの異型を評価しまして、
「Class Ⅲ~Ⅴ」等の判定で疑いがつくことがあります。
■免疫染色(IHC:Immunohistochemistry)
組織診の補助として行われます。
癌の種類を特定する為のマーカーで、
例えば、CK7やCK20、HER2、Ki-67、p53等があります。
・ke-67:増殖能の指標
・p53 :腫瘍抑制遺伝子の異常を示唆
これら、癌の性質や悪性度の推定に使用される追加データがあります。
□腫瘍マーカー(血液検査)
単独では診断出来ませんが「疑い」を強める補助データです。
・CEA(大腸や肺等) ・CA19-9「膵臓(すいぞう)や胆道」
・AFP(肝臓) ・PSA(前立腺)
・CA125(卵巣)
これら等があり、上昇していても癌とは限らない為、あくまで補助的です。
■画像検査の所見
医師が癌の疑いと判断する、最初のきっかけになることが多いです。
◇CT
不整形の腫瘤(しゅりゅう)や境界不明瞭、
周囲組織への浸潤、リンパ節腫大が含まれます。
◆MRI
組織の性質をより詳細に評価し、造影パターンで悪性を示唆します。
◇PET-CT
代謝が高い部位(FDG集積)を検出して、転移検索に有用します。
@世界医学検査協会(IAMLT) さん
1996年(平成8年)6月にノルウェーで開催された、
世界医学検査協会さんの代議員会で制定されました。
★英語名
「World-wide Biomedical Laboratory Science Day」です。
この日を中心に、その年のテーマに沿った広報活動が各国で展開されています。
現在、国際的に「世界医学検査協会」さんという公式団体は存在せず、
最も近いのは「一般社団法人・国際LABORATORY機構、
(International Laboratory Organization)」さんです。
こちらの団体は、医療や福祉関連のコンサルティングや、
通訳育成等を行う日本の法人です。
☆一般社団法人 国際LABORATORY機構 さん
住所 :東京都港区赤坂7-6-43 roji赤坂 C号室
電話番号:03-5797-8785
*この団体は「世界医学検査デー」を制定・運営している組織ではありません
問題 臨床検査技師の業務に関してですが、
次の文章の???に含まれる言葉を教えてください。
臨床検査技師の業務は大きく「検体検査」と、
「???」の2種類に分かれています。
〇検体検査
血液や尿、便、組織等を対象に、生理学的検査や血液学的検査、
微生物学的検査、病理・細胞診検査等を実施します。
〇???
患者の体を直接調べる心電図や脳波、超音波(エコー)、
呼吸機能検査等を担います。
1、血液検査
2、創傷(そうしょう)検査
*創傷・・・傷
3、生理機能検査
ヒント・・・〇???
患者の体に直接触れて、
体の働き(〇〇機能)を調べる検査の総称です。
体に電極やセンサー、プローブ等を装着して、
心臓や肺、脳、血管、感覚器の機能をリアルタイムに評価し、
痛みの無い非浸襲(ひしんしゅう)検査が中心です。
*プローブ・・・センサーを体に近づける為の、
棒状・探触子の形をした装置
お分かりの方は数字もしくは???に含まれる言葉をよろしくお願いします。

























