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神々と遭遇 量子論

箱を開けるまでもなく
神はそこに、重なり合って座していた。
生と死、存在と無、愛と憎しみ。
すべての物語を抱えたまま、
静かなる「波」の波長で。
私たちが「観測」という名の祈りを捧げた瞬間、
神の顔は一つに決まり、
他はすべて、泡沫(うたかた)の夢へと消える。
「なぜ私だけが、この現実を見ているの?」
問いかけると、神は微笑む。
「残りの世界は、すぐ隣の領域にある」と。
神々は、崩壊しなかった選択肢の数だけ
枝分かれする量子雲(クラウド)の向こうで、
今日も、不確定な未来を紡ぎ続けている_
観測不能な領域こそ、彼らの玉座。
さあ、この箱を閉じよう。
まだ見ぬ神々が、ここで目覚めるために。

#日記広場:人生




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