悲しみの十字路Ⅱ
- カテゴリ:日記
- 2026/04/01 12:32:26
深夜二時、アスファルトを叩く雨は
古い傷口を抉るような冷たさだ。
古い傷口を抉るような冷たさだ。
錆びついた街灯が照らし出す十字路。
右へ行けば、安っぽい感傷とぬるい酒。
左へ行けば、昨日の自分を撃ち抜くための銃弾。
右へ行けば、安っぽい感傷とぬるい酒。
左へ行けば、昨日の自分を撃ち抜くための銃弾。
俺はコートの襟を立て、
ポケットの中で冷えたライターを弄ぶ。
火を点けても、この心の震えまでは燃やせやしない。
ポケットの中で冷えたライターを弄ぶ。
火を点けても、この心の震えまでは燃やせやしない。
信号はいつまでも赤のまま。
まるで、立ち止まることしか許されない
俺の人生そのものだ。
まるで、立ち止まることしか許されない
俺の人生そのものだ。
悲しみは、追い越していく車のテールランプのように
ただ赤い軌跡を残して、雨の向こうへ消えていく。
ただ赤い軌跡を残して、雨の向こうへ消えていく。
選ぶべき道など、最初からなかったのかもしれない。
俺はただ、この交差点で
誰にも届かない「さよなら」を、泥水と一緒に飲み込むだけだ_
俺はただ、この交差点で
誰にも届かない「さよなら」を、泥水と一緒に飲み込むだけだ_

























