孤独の証明:昭和挽歌
- カテゴリ:日記
- 2026/03/28 18:44:21
ひび割れたアスファルトの隙間から
街灯が頼りないオレンジの影を落とす
錆びついた看板が風に鳴く夜
俺は一歩、また一歩と、自分の足音だけを数えていた。
街灯が頼りないオレンジの影を落とす
錆びついた看板が風に鳴く夜
俺は一歩、また一歩と、自分の足音だけを数えていた。
ガード下、遠ざかる貨物列車の振動が
腹の底に重く沈殿していく
すれ違う奴らはみな、
家族や仕事という名の、間に合わせの服を着ている。
腹の底に重く沈殿していく
すれ違う奴らはみな、
家族や仕事という名の、間に合わせの服を着ている。
俺の背広は、孤独という名の裏地で仕立ててある
誰の手も届かない、冷たくて心地よい布切れだ。
誰の手も届かない、冷たくて心地よい布切れだ。
赤提灯の暖簾をくぐる勇気などないのではない
ただ、ぬるい酒に逃げ込む自分を
許せるほど、俺はまだ老いちゃいない。
ただ、ぬるい酒に逃げ込む自分を
許せるほど、俺はまだ老いちゃいない。
角を曲がれば、昭和の闇が深く口を開けている
マッチを擦り、指先を焼くほどの熱さだけが
この空虚な時代に生きている、たったひとつの証明だ_
マッチを擦り、指先を焼くほどの熱さだけが
この空虚な時代に生きている、たったひとつの証明だ_

























