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九州を急襲 その1

さて、冗談はさておき。


今回の九州旅行は長年、それこそ子供の時代から一度見てみたい高千穂へ行くための旅行でした。このために計画2年。一番ベストな時期を狙っていきました。

まずは計画について。

高千穂に行くのに、宮崎から上がるのが楽ではあるが、宮崎に行くことは海外に行くより大変。(私の場合)
そうなると熊本から上がることになる。熊本から行くのであれば、これまた長年の夢、阿蘇神社に行きたい。地図を見ると熊本から阿蘇神社を通って高千穂峡に行くには山を丸っと越える。
山岳の民、信州人。山はどうとでもなるが、気になるのは路面凍結、積雪。
高千穂の夜神楽は11~2月。おそらくだが畑仕事ができない季節に神楽をしているのでは?そうなるとこの時期は外すのが無難。
3月は?万が一の雪は大丈夫?
4月は?私が忙しい。
5月は?観光シーズンで混みそう。
6~10月は梅雨の大雨に台風。

全く行ったことのない場所なので、天候が一番問題でした。
想像がつかない。だけど、高い交通費をかけていくのでやり直しなしの一発勝負。
熊本から上がるなら福岡の博物館や大宰府にも行きたい。大宰府なら梅の時期、2月だけど、これは阿蘇山が心配。レンタカー会社に問い合わせたけど、スタッドレス対応は基本ない時期らしい。
初めての山の走行。最大の目的を高千穂と阿蘇神社にするなら3月か。

とここまで計画したのが4月。そこから待つこと約1年。

熊本までは飛行機より新幹線等で行くのが安い。その代わり片道6~7時間。往復5万円。1日目は福岡市に泊まるとして、折角の熊本から欲張って天草地方にも行きたい。天草は最近水害の話も聞いたのでなおの事3月が安心。ただ、熊本駅から天草まで車で3時間以上。とても一周なんかできない。
阿蘇経由高千穂も似たようなものなので、もう行くなら一生に一度と腹をくくって夜遅くまでに熊本駅に戻れば良し!となると4泊5日。

交通費+レンタカー2日+宿泊代

食費は極力抑えるが、折角行くので地元ならではのものは食べるし、行ける一の宮は行きたいし、御朱印はいただきたい。世界遺産も行けるなら行きたいがどこまで頑張れるか。

こつこつ計画して、お金の準備をして、急襲なんて言っていますが、どんだけ準備したことか。一生に一度の訪問だ、出費はやむなし!

決め手は同じこの時期に旅行に行った同僚の話。高千穂も天草も大変だけど車なら一日で戻ってこれる。

個人的には高千穂も天草もそこに宿泊しなければ戻れない場所だと思っていました。(ただ行って実感したことは、次に行けるなら泊りです。一生に一度とか言ってた自分、どーした。)

初日、始発の特急で名古屋経由、一路福岡へ。
まー、遠い遠い。もう電車だけで大冒険。京都が近所に感じる。
長野から京都遠いとか思っていたけど、今なら分かる。東京、名古屋、京都、大阪、新潟、金沢。どこもそこそこ距離はあるけど、まぁ何とかなるで旅できる長野、最高です。飛行機使えばお値段張っても北海道も福岡もあり、名古屋のセントレア経由もできるし。
大阪あたりで、まだこの先があるのかっ!って気分になります。
広島を抜けるころには、これ、どうやって信州に戻るんだろうと絶望的に。
海を渡って博多駅。降り立った瞬間はやっと着いたと言う気持ちと、こんなに遠いなら、九州の人達が東京に行くってことは大冒険だなと言う気持ち。
いや、何なら岡山あたりから東京がはるか遠くに感じていたけど。
上京して東京に就職したら、帰省が本当に大変だなと。
平安初期、京都から大宰府に『左遷』された菅原道真。
大宰府は高貴な人の左遷=島流しの場所。今の時代ですらこんなに遠いのに、平安時代は絶望的だったろうな。言葉だって今の時代のように通じるとは思えないし、交通手段も限られて、都の政治のトップにいた人にすればどんな絶望だったろう。都の人が地方をどう見ていたかは分からないけど、言ってなんだが野蛮な未開の地くらいに思っていたかもしれないし、そりゃ数年で死んでしまうわな。

あ、信州長野は江戸時代の遠流=島流しの場所。仲間です。なんなら直線距離はそんなに無いのに流刑の場所に選ばれる信州の過酷さよ。

博多駅に着いた時には遥か昔の感覚を想像して、異国に着いた気分でした。
なんなら信州からも飛行機使えば韓国の方が早いし、着いて早々に実感したのですが、福岡からなら中国や韓国がはるかに身近。
いずれ書きますが、太古の時代から外国との接触、繁栄も緊張もあり、進歩の早い場所。
都人からすれば島流しかもしれないけど、天孫降臨から京都まで流れた大和朝廷の元はこっち、九州。
遠いとは言っても、はるばる田舎に来たというよりは、異国の都市、若しくは異世界の都市に辿り着いたそんな気分でした。
街の雰囲気、博物館の展示品、遺跡の数々。田舎ではない、冒険者が辿り着く街のような、そんな印象です。
何よりこれからの5日間で目にするものは全てが新しく、深く、広大で、初日に膝から崩れ落ちましたし。九州は1年くらい住んで各地を回りたい。

ゲームで辿り着く、異国の独自発展した都市。そんな印象でした。

あと、大宰府を考えるときに、つい光る君への影響か藤原隆家を思い出す。
刀伊の入寇。当時の都人の感覚は推測するしかないけど、タフだな。
思えば、黒田家も姫路から福岡。なんなら鹿児島から関ヶ原まで参戦し、島津の捨て奸、もう想像するだけで泣けてくるんだけど、それで戻った島津義弘、いや、島津隊、もうひれ伏すなんてもんじゃない。

はるばる辿り着いたばかりの博多駅、もうここから感動と絶望の九州ほんのごくごく一部の旅がスタートです。

#日記広場:日記

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2026/03/24 20:24
離れ「せいかい」








正解は「離れ」
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2026/03/24 20:20
福岡「博多」にすんだら腫れられなくなりますよ。
コメ読んでたら日にちが足りないだろうなと感じました。
先ずは博多を気に入ってもらってよかったです。
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2026/03/23 20:01
旦那

今回は九州のほんのひとつまみ程度。
行ったところもサラッと触れたくらいなので、
正直、全部やり直しってのが私のマインドです。
そのくらい感動、驚き、衝撃に満ちた旅だったので、この消化不良どうしてくれよう。
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2026/03/22 22:45
姐御♫
あっしは仕事+アルファでしか観光したことないっすけど、
天草は行ってみたいところっす。
長崎も、異国感満載なので、是非♫
(五島うどんも美味っす)

さて、明日からまた仕事じゃ…_| ̄|○
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2026/03/22 21:50
殿

本当それ。福岡市博物館でその話に触れましたが、江戸期、まだ地方の言葉は通じ難い時代。
暖かい福岡から寒さ厳しい盛岡、しかもその距離や。
どっちが良いとか悪いとかじゃなくて、当時の言葉、文化はかなり違いがあったと思うし、移動手段も限られた時代、生きているだけでもまだマシだけど、本当に人生一からやり直しの感覚だったのかなと思いました。
多分、お互いに福岡?盛岡?それどこ?って感覚だったと思います。
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2026/03/22 21:38
>黒田の福岡
その福岡から江戸を通り越して盛岡にすっ飛ばされた「黒田騒動」の栗山大膳は下手な海外旅行も真っ青な距離感覚だったことでしょう



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