深い眠り
- カテゴリ:日記
- 2026/03/05 12:54:23
午前二時の街は、冷え切ったスープのようだ
誰もいない歩道に、ネオンの残骸が刺さっている
俺は安酒の焦げた匂いを肺に流し込み
重い瞼の裏側に過去の咆哮を黙らせる
誰もいない歩道に、ネオンの残骸が刺さっている
俺は安酒の焦げた匂いを肺に流し込み
重い瞼の裏側に過去の咆哮を黙らせる
眠りは、底のない井戸に似ている
落ちていく途中で、失くした名前を拾い集める
夢という名の余計なノイズを、
一発の沈黙で撃ち抜くための時間だ
落ちていく途中で、失くした名前を拾い集める
夢という名の余計なノイズを、
一発の沈黙で撃ち抜くための時間だ
シーツは、汚れを知りすぎた包帯のように白く
昨日までの傷を、ただ静かに包み込む
深い眠り、それは死の練習ではなく
明日また、この歪んだ世界に中指を立てるための儀式
昨日までの傷を、ただ静かに包み込む
深い眠り、それは死の練習ではなく
明日また、この歪んだ世界に中指を立てるための儀式
時計の秒針が、心臓をかすめて通り過ぎる
光のない海の底で、俺はようやく
自分という男の、本当の重さを知る
光のない海の底で、俺はようやく
自分という男の、本当の重さを知る
眠れ、
深い泥のように、
あるいは、引き鉄を絞る瞬間の静止のように
深い泥のように、
あるいは、引き鉄を絞る瞬間の静止のように

























