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ハナカイドウ

ニコットおみくじ(2026-02-25の運勢)

おみくじ

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東北も雨や雪。
北海道は晴れる。
沖縄は雨で、夜は晴れ。
最高気温は平年並みか高い。

【ハナカイドウ】 花海棠 Malus halliana

              Flowering crabapple

              Hall’s crabapple

              Chinese flowering crabapple

☆ハナカイドウは、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木です。

<概要>

〇ハナカイドウ

@特徴
 
 ハナカイドウは、中国原産のバラ科リンゴ属の落葉樹で、
 「カイドウ」と呼ばれる場合もあります。

 日本にハナカイドウが渡来したのは、江戸時代初期の頃といわれています。

 唐の玄宗(げんそう)皇帝が楊貴妃(ようきひ)が眠る姿を、
 ハナカイドウに例えたという故事がありまして、
 中国では古くから愛されまして、美人の代名詞に使用される程です。

 美しい3~5cm程の半八重の花を、
 ソメイヨシノが散り始める4~5月にかけて、
 垂れ下がるように、枝いっぱいに咲かせます。

 蕾(つぼみ)の時は濃いピンク色で、
 開花をすると淡いピンク色に変化をしまして、開花時は華やかです。

 この花柄(かへい)が長く垂れる姿から、
 垂糸海棠(すいしかいどう)とも呼ばれます。

 果実は5mm程の球形で、10~11月に暗褐色に熟します。

 国内では北海道から九州まで、
 庭木や鉢植えの他、盆栽としても広く親しまれています。

 ★渡来の理由と背景

  □観賞用植物としての人気
  
  ハナカイドウは中国原産で、
  古くから美しい花を咲かせる庭木として親しまれてきました。

  江戸時代初期(17世紀頃)、日本では園芸文化が発展し始めた時期で、
  特に武士や町人の間で庭造りが流行していました。

  そのような中、中国からの観葉植物として、
  ハナカイドウが注目されまして、輸入されたと考えられています。

  ◆園芸文化が発展した主な理由

   △戦乱の終結と平和な時代の到来

    戦国時代が終わりまして、
    徳川家康公が江戸幕府を開いたことで、国内が安定しました。

    戦が無くなりますと、人々は生活を楽しむ余裕が出来て、
    園芸や芸術に目を向けるようになりました。

   ▲町人文化の隆盛

    江戸や京都、大坂等の都市が発展しまして、
    商人や職人達が経済的に豊かになりました。

    こうした方々が庭を整えたり、
    鉢植えを楽しんだりするようになり、園芸が庶民の間にも広まりました。

   △園芸植物の品種改良と流通

    菊や朝顔、椿、梅等の植物が人気で、品種改良が盛んに行われました。

    特に変化朝顔(へんげあさがお)は、
    花の形や色が変わるのを楽しむ文化として生まれました。

   ▲浮世絵や書物による普及
   
    園芸に関する絵や本が沢山出版されまして、
    「花壇綱目」や「本草綱目啓蒙」といった書物から知識が広まりました。

    ▽花壇綱目(かだんこうもく)
  
     著者:伊藤伊兵衛(いとういへえ)さんで、江戸時代の園芸家です。
 
     成立:1694年(元禄7年)頃です。

     内容:主に観賞用植物「花卉(かき)」について記述した書物で、
        日本最古の本格的な園芸書の一つとされています。

     特徴:書物の名前や形態、育て方品種の違いを詳しく解説していて、
        特に菊や朝顔、牡丹といった、
        当時人気の花の品種が豊富に紹介されています。
        花壇綱目は園芸文化の発展に大きく貢献した資料です。

    ▼本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう)

     著者:小野蘭山(おのらんざんさん)で、江戸時代の本草学者です。

     成立:1803年(享和3年)に初版刊行されました。

     内容:中国の「本草綱目(李時珍さん著)を基に、
        日本の実情に合わせて解説・補足した薬草学の解説書です。

     特徴:日本で見られる植物や動物、鉱物等を中心に、
        薬効や使用方法を詳述していまして、
        全48巻という大作で、日本本草学の集大成ともいえるもので、
        医薬や薬学、博物学の発展に大きな影響を与えました。

   △武士や大名の庭園文化

    大名達も競って立派な庭園を造りました。
    これは権力の象徴であり、自然との調和を重んじる、
    日本独自の美意識の表れです。

  ■中国文化への憧れと交流

  江戸時代初期は鎖国体制が始まる前で、
  中国(明・清)との文化交流が盛んだった時期です。

  漢詩や書画、陶磁器とともに、
  植物も中国文化の一部として輸入されていました。

  ハナカイドウもその一環で、
  文人や茶人達の間で「風雅な花」として愛されていました。

  □薬用植物や学術的関心

  当時は本草学が盛んで、中国の植物に関心が高まっていました。

  ハナカイドウもリンゴ属の植物として、
  果実や花の利用が注目されていました。

  ◆垂絲海棠

   ・薬用部位:主に花が用いられます。

   ・含有成分:フラボノイド・リモシトリン3-O-グルコシド
              
               ・バオフオシドⅡ

               ・ケンフェロール3-O-ラムノシド

   ・薬効  :月経を整える作用があるとされまして、
         中国では婦人病の薬として利用されてきました。

   ハナカイドウの果実は直径約1cmの小さな実で、
   リンゴに似た形をしています。

   食用可能ですが、実が付かないことも多く、
   あまり一般的には食用にされていません。

@基本情報

 草丈・樹高:~5m

 耐寒性  :普通

 耐暑性  :普通

 花色   :ピンク色

 開花時期 :4~5月

@種類

 ☆ヤエカイドウ

  八重咲きです。

 ★シダレカイドウ

  枝垂れるように咲くのが特徴です。

 ☆ミツバカイドウ

  ミヤマカイドウやヒメカイドウ、ズミ、サナシ、コリンゴとも呼ばれまして、
  白色の花を咲かせまして、リンゴの台木に使用されます。

 ★ウケザキカイドウ

  花穂(かすい)が太く、花が上向きに咲くのが特徴です。

問題 江戸時代前期の俳諧師で知られる方が、
   ハナカイドウに関する句を詠われました。

   次の俳句を詠った俳人のお名前を教えてください。

   〇ハナカイドウに関する句

   「海棠は 寝覚(ねざめ)のうちの うすぐもり」

   春の朝に目覚めた時に、
   薄っすらと霞がかった空の下でハナカイドウの美しさを詠んだものです。

1、与謝蕪村(よさぶそん)さん

2、松尾芭蕉(まつおばしょう)さん

3、小林一茶(こばやしいっさ)さん

ヒント・・・〇江戸時代前期の俳諧師であり俳聖
  
      1688年(貞享5年)頃、
      「笈の小文(おいのこぶみ)」の旅の途中、
      長野県飯田市にある元善光寺さんを訪れた時だといわれています。

お分かりの方は数字もしくは、
上記のハナカイドウに関する句を詠まれた俳人のお名前をよろしくお願いします。



 




 


      

    

  




          

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