陽だまりの支配者
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/02/25 07:17:40
窓辺に落ちた四角い光
そこは君だけの特別な領土
丸まった背中は小さな丘のようで
時を止める魔法をかけている
柔らかな毛並みに指を沈めれば
喉を鳴らす 密やかな旋律(メロディ)
「構わないで」と 尻尾で拒絶した直後
不意に擦り寄る卑怯なまでの愛らしさ
世界がどれほど急ぎ足でも
君はただあくびをひとつ
自由であることの尊さを
その金色の瞳で教えてくれる
今日くらいは豪華な一皿を
明日の朝もまた
君の柔らかな肉球が
わたしの頬を叩き起こしてくれますように



























