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バレンタイン・デーについて⑦

「日本でも国民的イベントにパティシエ・ショコラティエが彩るバレンタインデー」

日本には戦後、海外からバレンタインデーの習慣が伝わりました。1960年前後から流行し始め、1970年代には「好きな人にチョコレートを渡して告白する」という形のバレンタインデーが行事として定着しました。

海外でもチョコレートはバレンタインの贈り物として定番でしたが、日本では特に、神戸のある製菓会社の「バレンタインにチョコレートを」というプロモーションが大きな成功を収めたとされています。甘くて可愛いチョコレートは、愛の記念日の贈り物として広く受け入れられました。※2

現在では、日本の多くのデパートやスーパーが2月14日に向けてバレンタイン特設売場を設けています。世界の有名パティシエやショコラティエによる高級チョコレートをはじめ、各お菓子メーカーが趣向を凝らした多くの商品が並び、“世界チョコレート博覧会”のような光景が繰り広げられます。人気商品は予約や抽選が必要な場合もあり、都市部のデパートでは、人気パティシエやショコラティエの来日にあわせてサイン会や実演販売が行われることもあります。

バレンタインデーは日本では冬の風物詩ともいえる一大イベントとなっており、チョコレートの年間消費量のおよそ2割がこの日に集中するとされています。

「ホワイトデー」は日本の文化 独自のバレンタイン習慣とは

世界中の多くの国でバレンタインデーは行われていますが、興味深いことに日本では独自の進化を遂げてきました。まず前述の通り、バレンタインの贈り物がほぼチョコレートに限定されてきたのは日本特有の習慣です。

また欧米をはじめとする多くの国では、バレンタインデーは「男性から女性へ贈り物をする」ことが多いのですが、日本ではその逆で、「女性が好きな男性にチョコレートを贈る」という形が基本となっています。これも百貨店やチョコレートメーカーがターゲットを女性に絞って行ったプロモーションの影響によるものと考えられています。こうして、今では日本独自の習慣として定着しました。学生時代に、バレンタインにまつわる甘い思い出や、あるいはほろ苦い思い出を持っている方も多いのではないでしょうか。

さらに、バレンタインデーの1か月後の3月14日には、もらったチョコレートにお返しをする「ホワイトデー」の習慣もありますが、もともと日本には「何かをもらったらお返しをする」という「お返し文化」があり、お菓子業界がこの習慣を上手にプロモーションに取り入れたといわれています。「黒い」チョコレートに対して、「白い」マシュマロやキャンディをお返しする(近年では白にこだわらない場合も多い)という発想は、なかなか巧みなアイデアだといえるでしょう。※7

さらに、お世話になった方や友人に贈る「義理チョコ」も、日本で生まれた習慣です。感謝や気配りといった、社会的なつながりを重視する日本ならではの文化を反映しているのかもしれませんね。

「友情の証しには「友チョコ」、有名人には「推しチョコ」!日頃の感謝や自分へのご褒美を」

国民的行事ともいえるバレンタインデーですが、近年は少しずつ趣が変わってきているようです。好きな人に贈る「本命チョコ」だけでなく、応援している有名人に贈る「推しチョコ」、友達や家族に贈る「友チョコ」「家族チョコ」、さらには気に入ったチョコレートを自分へのご褒美として購入する「自分チョコ」や「ご褒美チョコ」など、多様な楽しみ方が広がっています。

バレンタインデーには、この時期にしか手に入らない珍しいチョコレートが数多く店頭に並ぶため、贈り物用だけでなく、自分用にも思わず購入してしまいますよね。また、賛否が分かれる「義理チョコ」は、近年では「感謝チョコ」などと呼ばれるようになり、その意味合いにも微妙な変化が見られるようです。

「バレンタイン=女性から男性へチョコレートを贈る」という従来の「基本形」が変わりつつあることは、2025年に行われたあるアンケート調査からも読み取れます。この調査では、男性の約5割がバレンタインギフトを購入すると回答しました。また、ギフト購入者の半数以上が「チョコレート以外」の品物を贈ると答えており、必ずしもチョコレートにこだわらない人が増えてきているようです。※8※9

日本では、男女を問わず、身近な人に気持ちを伝えることを照れくさく感じる人が少なくないかもしれません。バレンタインデーは、そうしたシャイな人にとって、日ごろの感謝や愛情を伝えるよいきっかけになるのではないでしょうか。この機会に、大切な人へお気に入りのお菓子を手に、「ありがとう」や「大好き」を伝えてみてはいかがでしょうか。

☆デザート、スイーツ、ドルチェの違いは?海外のドルチェ事情について詳しくはこちら。

「ドルチェって何?スイーツやデザートとの違い。本場の味を再現したお菓子も!」

見た目の華やかさと甘美な味わいで、私たちの心も楽しませてくれる甘いお菓子たち。「スイーツ」や「デザート」のほかに、最近では「ドルチェ」とも呼ばれるようになりましたが、これらの呼び方にはどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれの言葉の意味や歴史、そして本場・イタリアで愛されているさまざまなドルチェもご紹介します。

*イタリア語のドルチェとは?東西交易と温暖な気候が育んだ豊かなお菓子文化

「ドルチェ」とは、「甘い」「やわらかい」「やさしい」という意味を持つイタリア語です。イタリア語がルーツといわれているラテン語の「dulcis(甘美な・甘い)」に由来しており、料理用語としてはチョコレートやケーキなどのお菓子はもちろん、はちみつやジャムなど甘い食べ物一般を指して使われます。

イタリアは海外貿易の拠点として、古くから東西さまざまな国との交易が盛んでした。新しい食材や技術もどんどん取り入れられ、食文化・料理文化がいちはやく発展した国です。イタリア料理のルーツは古代ローマにまで遡るのだとか。代表的な西洋料理のひとつフレンチ(フランス料理)も、実はイタリア料理がルーツなのだそうです。※1

また地中海に面し、温暖な気候のイタリアは、海産物や果物など食材も豊かです。さらに南北に長い地形により、それぞれの地方独特のお酒や果物なども生まれました。こうした新鮮で豊富な素材を活用したさまざまな料理やドルチェがイタリアの食文化として発展し今日へと伝わっているのです。


































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