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「レアアースPart1」


今回はこのレアアースのことを、Part1~3に分けて解説していきます。

まずレアアースとは何かと言うと、産業のビタミンなんて言われ方をしておりまして、実はそれそのものでは大した能力はないんですけれども、これを他の加合物に混ぜ合わせることでその能力を何倍にも引き上げるという、まるで魔法のような元素加合物なんです。

特に1番有名なのがネオジウムというレアアース。この元素を普通の磁石に混ぜ合わせるとネオジウム磁石と言いまして、なんとその磁力を10倍にすることができます。

普通の磁石だと。磁力は大したことないので二つの磁石の間に手を挟んでみると当然ポロっと取れてしまいます。しかしこの磁石にレアをアースを混ぜたネオジウム合金にしてあげると磁石の強度は10倍になるので手に手を挟んでみても、くっつくんです。これがレアアースの実力。

そしてレアアースはレオジウムだけではありません。全部で17種類ほどあります。

スカンジウム(Sc)- 原子番号21
イットリウム(Y)- 原子番号39
ランタン (La) - 原子番号 57
セリウム (Ce) - 原子番号 58
プラセオジム (Pr) - 原子番号 59
ネオジム (Nd) - 原子番号 60
プロメチウム (Pm) - 原子番号 61
サマリウム (Sm) - 原子番号 62
ユウロピウム (Eu) - 原子番号 63
ガドリニウム (Gd) - 原子番号 64
テルビウム (Tb) - 原子番号 65
ジスプロシウム (Dy) - 原子番号 66
ホルミウム (Ho) - 原子番号 67
エルビウム (Er) - 原子番号 68
トリウム (Tm) - 原子番号 69
イッテルビウム (Yb) - 原子番号 70
ルテチウム (Lu) - 原子番号 71

これらにがレアアースです。

それぞれ特徴がありまして、例えばスマホの画面、テレビやパソコンの液晶モニター、ものすごく綺麗な映像が映っていると思いますが、これも実はこういった発光体に

セリウム (Ce) - 原子番号 58
ユウロピウム (Eu) - 原子番号 63
テルビウム (Tb) - 原子番号 65

こういったレアアースを混ぜ合わせることで初めて綺麗な色が出せるようになります。

あと半導体もそうですね。この半導体とはAIやコンピューターの図脳に使われるもですが、これに
イットリウム(Y)- 原子番号39や
ランタン (La) - 原子番号 57
セリウム (Ce) - 原子番号 58

というレアアースを

添付してあげると電気の流れを制御できるようになったり、耐熱性能が向上したり、ノイズが減るなど性能が爆上がり、こうやって初めて高性能マシンが作れるわけです。

このようにレアアースとは何かに混ぜ合わせることでその相手の性能を上げることができます。

ですからこれが手に入らないといろんな最先端技術が作れなくなってしまう。ということで今世界中がこのレアアースを求めているわけですがこのレアアース現在ではほとんど中国でしか生産されていません。

ここまでの話を聞きますとですね、ほとんどの方がレアアース、レアなアースというぐらいだから、きっとものすごく珍しい元素で中国にしか埋まってないんじゃないかな。このように誤解してる方がほとんどなんですが、実は違います。レアアースって本当はレアでも何でもなかったりするんです。

中国以外でもたくさん取れます。確かに世界の半分は中国に埋まってはいるんですが。

あとはブラジルであったり、オーストラリアやインド、アメリカであったり、とこういったところでも高純度のものが取ろうと思えばたくさん取れますし、さらにはこれら資源量としては1000年近くの量が確認されていますのでレアなのかと言とそうでもないです。

しかしほとんどが中国が独占状態。これって不思議じゃありませんか?他の国でもたくさん取れるんだから取ればいいのにって思うじゃないですか。

これはなぜかと言いますと、実は環境破壊につがるので、なかなか生産しようと思ってもできないという問題があるんです。

レアアースがどの様に作られるのかと言うと、

レアアースというのは一般的には山にあるレアアース鉱石というものを掘り出してくのですが、掘り出した状態では濃度が非常に薄くこの中には1%程度しか使える
成分が含まれていないません。ですから、これを高濃度なレアアースにします。

そのためには精錬という工程にかける必要があります。しかしその精錬をした際に放射性廃棄物が出てしまいます。

レアースと一緒に鉛り、カドミウム、ヒ素、水銀、亜鉛などその他たくさんの重金属と呼ばれる恐ろしく有害な廃液やさらにそれに加えウランとトリウムという
放射線廃棄物も一緒に出てしまいます。

これが問題なんですね。特にこの重金属、ものすごく有害なんですが、こちらのウランやトリウム、これらは当然放射線を出すものすので、廃棄したくても
これいらないやってポイって捨てるわけにはいかないんです。

もし捨てちゃうとその土地は汚染されて人が住めなくなっちゃいますから、これを処理するには大金が必要になります。ちなみにこの処理の仕方というのは国によって法律が違うんですが日本の場合では絶対に環境破壊が出ないようコンクリートで密閉されたドラム缶に入れ放射線が空気中に出ないよう密閉し、さらにそれを地中に埋めて数百年単位で管理する。周りは危険なので当然ながら居住制限がかかります。

ここまでしなければいけないので捨てるには、ものすごくお金が必要。もちろんこれは日本だけじゃなくて、特に環境に厳しい先進国ではどこも同じですので、先進国ではこの精錬自体コストが高すぎて採算が合わない。つまりできないんですね。

でもこれができてしまう国がある。それが中国なんです。なぜかと言いますと、中国はこういった環境汚染問題に対しものすごく考えが緩い。そしてさらにはそれに対する法規制も甘い。で、そして中国はあのような一党独裁の国ですから、国がこれをやりなさいって言えば労働者はそれを拒否することはできませんし、ここに産業廃棄物を捨てるんだと言えば住民はそれに反対する権利はありません。つまり国がやるぞと決めたらできてしまう。

それが中国なんですね。ですからここに目をつけた中国は国策としてレアアース大国に、その結果が悲惨です。

1980年頃、よし、我が国で精錬をしまくり、レアース大国となり世界を席巻するぞ。そう決めたわけです。ちなみに中国が精錬を始める前はアメリカがレアースの
覇権を握っていました。世界のほとんどのレアースをアメリカが作っていたわけなんですが、でもこれからは中国が安い人件費でバンバン作ってくれるなら買った方が安いじゃないか。そう踏んだアメリカは採掘工場を閉鎖し、中国から輸入する道を選びます。

こういった背景からレアアース自体は世界中で取れるんだけれども生産までできるのは中国。そんな感じで中国は見事レアアース大国となることができたんですが、
その結果どうなったと思いますか?

「レアアースPart2」へ続く

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