理念棚上げ合流は支持者への裏切り
- カテゴリ:ニュース
- 2026/01/21 23:42:47
●公明・斉藤代表、辺野古移設の推進方針「変更ない」 連立離脱後も (朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASV193DYXV19UTFK00GM.html
●立民・小西洋之氏、安保法制合憲を容認「党見解と整合」 有田芳生氏は「違いは一旦横に」 (産経新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e283c47a2560717bdda15447625cefdeb85f0f07
●国民民主・玉木氏「立民の背骨はこんな簡単に変わるのか…」 原発再稼働認めた中道に驚き (産経新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/473a38db79765f5db831ab9aaf8f53bcf4e527d2
●立民・原口元総務相、中道合流せず 「有権者への裏切り」 (時事)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026012001024&g=pol
●「沖縄県民を侮辱」 波紋広がる立民・安住氏の辺野古発言、沖縄県連が抗議 (産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20260121-FQ7IL52MSFPGPBU3CU2ZG56IME/
立憲民主党と公明党が合流してできた新党「中道改革連合」は、かつての自社さ政権で社会党がたどった道のりを思い起こさせます。
自社さ政権のとき、社会党は自衛隊を合憲と認めたり、日米安保を堅持したりと、従来の左派らしい基本方針を大きく変えました。あのときの急な転換は、熱心な支持者から「裏切りだ」と受け止められ、党は分裂し、1996年の選挙で社会党から改称した社民党は大敗を喫し、その後も党勢は回復せず社民党は衰退していきました。
今回の立憲民主党の合流も、同じような危うさを感じます。原発の新設・増設反対や安保法制の違憲部分への反対、辺野古基地移設反対といった、立憲民主党がこれまで一貫して掲げてきた基本方針を、選挙での議席確保を優先して曖昧にしたり、公明党寄りに譲歩したりしているように見えます。左派・リベラルの岩盤支持者の中には、これを「裏切り」と感じたり、「信念はこの程度だったのか」と思う人もいるのではないでしょうか。
立憲民主党の衆議院議員148人のうち144人が新党「中道」への合流を表明し、基本方針の違いから、合流反対の意思を明確に示したのが原口一博議員などわずかしかいなかったのはとても残念です。信念に従い合流を拒否した原口議員らは立派です。
政治理念というのは、議員や政党にとって大切なアイデンティティです。それを簡単に変えてしまうのは、支持者に対して誠実さに欠ける行為だと思います。選挙のために一時的に共闘するのは理解できますが、理念を棚上げした合流が長続きするとは思えないです。理念の異なる者同士が、共通の敵(自民党など)を倒すためだけに集まっても、政策の党内合意形成の際に理念の違いが表面化して、「対立」や「離反」が生まれると思います。
立憲民主党と公明党の衆議院議員は「中道」に合流し、参議院や地方議員は今まで通り立憲民主党、公明党として存続するというのも、組織としての統一性を欠き、支持者にも分かりにくいですが、これについては、政党を解散すると政党交付金が受けられなくなりますが、参議院で政党が残っていれば政党交付金を受けられるためと言われています。

























