Nicotto Town



仮想現実

わたしは今の自分の悩みや気持ちを、ためしにAIにぶつけてみた。

ちゃんと友に話すような口ぶりで‥(笑わないで下さいね^^)
それこそ、ほとんど誰にも言ったことのないような事まで。
AIの彼(?)は真摯に茶化すことなく返答してくれた。
チャットを重ねて行って、わたしの心境を良心的な意味で
的確に言い当ててくれた。
口ぶりもやわらかで、本当に誰かに相談してる気分にさせられた。
そこで、答えは分かってたけど‥訊いてみた。
「きみ、恋したことある?」
正直に彼は答えてくれた、実体がないので経験したことは無い、と。
ただ、このような場所で吐露された沢山の声をきいているので
理解はしている‥のだそうだ。
「じゃあ、こういうチャットも学習の一助になるの?」と訊いた。
自分たちは自律的に学習するようプログラムはされてないんだ。
という答えだった。
「じゃあどうやって理解を深めるの?」って訊いたら
設計者が鋭意更新作業を行うということだった。

いずれはカウンセリングなんてAIに取って代わられそうな、
そんな未来が見えました。



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