Nicotto Town


夢に見た我が家は、天と地がさかさま


家族って難しいよね



また部屋にお花が増えました。
先週にお買い上げしたお花は、まだ元気なのですが。
花屋さんで見かけたスパイダー咲きの、ピンクのガーベラがとても愛らしくて。
鮮やかながらも可憐、まるでお花のお姫様みたいだな、なんて思い、
ついまたブーケを買った次第であります。
おはこんばんちわ、この調子では部屋が花だらけになりそうなさとしっくでございます。

さて。
家族親戚諸々、友人とは違い相性で近しくなったのではないので、時に難しいですよね。
うちは、両親と妹がとても短気で、話を時に聞いてくれず、私だけが呑気という、
どうなったら、こんな性格になったんだろう?と自問自答したくなる案配です。
およそ連絡が来ても、私が延々と愚痴などを聞く側で、割と一方的に終わります。

かといって、両親は毒親かというと、さにあらずでして。
幼少期から、友人に「お金持ちじゃない箱入り娘みたいだね」なんて言われていました。
父は技術職のため暗くなると夜7時頃には帰ってきて、
お酒が好きですが家でしか飲まず、外出せず、食卓は必ず家族全員でした。
食事も、好物の豆腐があれば上出来、といった感じで、
土日には山や海など連れて行ってくれて、スポーツを教わりました。
無口で、典型的な頑固親父ですが、子煩悩でもありました。

一方の母は、目覚ましがなくとも朝の6時前には起きて、
家族の昼食をつくり、まず父が食べ、私たちが食べ、そのあとに母が食べていました。
いかにもな昭和的母親です。
趣味は「子供」なんじゃないかと思うほどに、時に過干渉だったので、
私は小さい時分より、母が喜ぶと思って勉強していました。
今のように体が弱かったので、仕事を休んで病院にもよく連れて行ってもらい、
申し訳なさ半分、構ってもらっている嬉しさ半分で通院していました。

己がよき子供であるかは別にして、両親も、親戚も、まあ恵まれていたとは思います。
ただ、とても困ったことに。本当に困ったことに。
母と妹の間柄が最悪に悪いのです。
どちらも短気で、ヒステリック。
お互いがお互いの主張を聞かないし、時に湾曲する。
個人としては十分にチャーミングなのですが、二人揃うと、よく衝突します。
そもそも、胸に秘めておくべき台詞まで吐くので、始末に負えません。

「お母さんのようになりたくない」と、妹はよく口にしていましたが、
別視点の私からすると、そっくりです。怒りかたも、拗ねかたも。
どうやら私は顔含め父親似、妹は母親似のようです。

で、この二人の衝突の余波が、私と降りかかるわけです。
「お母さんがああ言った」「◯◯があんなことをした」等等。
しかもそれぞれの訴えが真逆だったりしたときは、私は、どちらを信じたらいいかわかりません。
多分、どちらも嘘をついている自覚はないでしょう。ただ、盛大に勘違いしているのです。


そんななか。
昨日、母から電話がありまして、なんやかんやと語りを聞きまして。
とりあえず、今年も年末年始2日ほど会いにいってくる予定です。
親子間で、憎悪に近い感情を持っている母と妹をなだめたいところですが。
どちらも烈火のごとく性質ゆえ、私のようなのんびりした者にはとても荷が重いです。

年々、自分も含め、いつ別次元にシフトするかわからなくなるのは必然で。
あとになってから、もっと労ればよかった、楽しませればよかったと、
どんなに尽くしても、そう後悔する日が来るはずです。

そこらへんを念頭に、どうにか家族間だけでも少し歩み寄れないものか、と。
群れから外れ気味の羊は願っているのですけれど。
どうにかならないものなんでしょうかね…

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