Nicotto Town


takoまたコケ魔したの日々


産直のYOSHIKI


毎週のように行っている近所の産直市場

おさかなコーナー今日はケースがからっぽ仕入れなしかなと大根や小松菜の方を見ていると奥のから発泡スチロールの箱を台車に高く積んだおじさんがやってきて魚コーナーのケースにパック入りの魚を下ろし始めた。ウニ、地物のタコ、なまこ、小エビ、イカ、刺身用のクロダイ、小イワシ、舌平目。

すると、後ろの冷凍食品のケースの方に身を寄せながらすっと手を伸ばす長身細身の男性が立っている。黒いロングコートに黒いブーツ、セミロングの茶髪にピアスにサングラス。買い物かごの中にはすでに葉物やさいをキープ、発泡スチロールの箱からケースに魚が置かれるとすっと手を伸ばし、パックを買い物かごに入れていく。お刺身、タコ、なまこ、コイワシ、小エビ、舌平目、瞬時に移動。どこかの板前さんだろうか。

レジが終わって袋詰めをしていると、さっきの男性も隣で袋詰め。
一緒にいた母が、あの人、YOSHIKIみたいね。言い終わるか終わらないか。
産直のカートをゴロゴロ押してYOSHIKIのそばへ「どこかでお店をしてらっしゃるんですか」との賜った。YOSHIKIは、少し首を傾げ、お店やってますと、5つ先の電停の地名を告げ、師走の町に消えていった。

お店行ってみたいわねきっとおいしい。と母がつぶやいた。

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