国際南南協力デー
- カテゴリ:人生
- 2025/12/19 00:45:10
こんばんは!19日(金)は、
北海道では雲が多く、夕方頃からは所々で雪や雨が降るでしょう。
東北から九州にかけては晴れる所が多いですが、
夜は太平洋側を中心ににわか雨の所がありそうです。
南西諸島は雲が広がりやすく、所により雨が降るでしょう。
【国際南南協力デー】 こくさいなんなんきょうりょくでー
United Nations Day for South-South Cooperation
☆国際南南協力デーは、途上国同士が協力し合い、
共に成長する為の重要な日です。
<概要>
〇国際南南協力デー
国際南南協力デーは元々「12月19日」に制定されましたが、
現在は「9月12日」に移動しています。
@制定の経緯
★制定
2003年、国連総会会議によって、
12月19日を「国際南南協力デー」として制定しました。
この日は、
発展途上国同士の協力(南南協力」を祝う日として設けられました。
☆日付変更
■移動
2011年、記念日が9月12日に移動しました。
◇理由
1978年9月12日に、
「ブエノスアイレス行動計画(Buenos Aires Plan of Action)」が、
採択されたことを記念する為です。
▲ブエノスアイレス行動計画
1978年9月12日に、
アルゼンチンのブエノスアイレスで開催された、
「国連途上国間技術協力会議」で採択された、
途上国同士の技術協力を推進する為の国際的な枠組みです。
●背景
▽会議名
国連途上国間技術協力会議です。
(United Nations Couference on Technical Cooperation
among Developing Countries)
▼参加国
138カ国の代表団が参加し、全会一致で採択されました。
▽目的
途上国同士が技術や知識、経験を共有し、
持続可能な開発を進める為の協力の枠組みを整備することです。
●内容のポイント
▼技術協力の推進
途上国間での技術移転や共同研究を奨励します。
▽制度的枠組み
国連機関や各国政府が南南協力を支援する為の仕組みを構築します。
▼自主性の尊重
途上国自身が主体的に協力を進めることを強調しています。
▽国際社会への呼びかけ
国連総会は同年12月にこの計画を承認し、
加盟国や国連機関に実施を求めました。
●意義
▼南南協力の出発点
BAPAは南南協力の制度的基盤を築いた最初の方角的な国際文書です。
▽持続可能な開発の基盤
後のSDGsや三角協力の考え方にもつながります。
*三角協力・・・途上国+先進国+国際機関の連携
▼記念日との関係
この採択日(1978年9がつ12にち)を記念し、
現在の「国際南南協力デー」は9月12日に定められています。
@南南協力と三角協力
☆南南協力
ある分野において、技術や知見を有する開発途上国が、
他の開発途上国の開発を支援することです。
JICAさんでは・・・
「開発途上国が相互の連携を深めながら、技術協力や経済協力を行いつつ、
自立発展に向けて行う相互の協力」
このように定義しています。
■JICA さん(独立行政法人 国際協力機構)
Japan International Cooperation Agency
JICAさんは、日本政府の国際協力を担う主要な実施機関です。
◇基本情報
▲設立
前身は1974年設立の「国際協力事業団」でありまして、
2003年に現在の名称へ改組しました。
△所管
外務省です。
▲本部所在地
東京都千代田区二番町です。
△理事長
田中明彦さんです。(2024年時点)
◆目的と役割
△政府開発援助(ODA)の実施機関
日本政府のODAを一元的に実施しまして、
開発途上国の経済や社会発展を支援しています。
▲国際協力の促進
世界の平和と繁栄に寄与しまして、
日本と国際社会の健全な発展を目指しています。
◇主な活動内容
△技術協力
専門家を派遣したり、研修受け入れをしたり、技術移転をしています。
▲有償資金協力
円借款による、インフラ整備支援をしています。
*インフラ整備支援・・・空港建設や交通網整備
△無償資金協力
教育や保健、防災等の分野での支援をしています。
▲人材派遣
青年海外協力隊さんやシニア海外協力隊さん、
そして、国際緊急援助隊さん等を人材派遣しています。
△研究・政策提言
開発議題に関する調査研究や国際的な政策提言をしています。
◆具体例
・モンゴルの新ウランバートル国際空港建設支援をしました。
・アフリカでの農業・農村開発プロジェクトを行っています。
・スリランカでのサイクロン被害に対しまして、
緊急援助物資の供与と国際緊急援助隊さん(医療チーム)の、
派遣を行いました。
さらに、復旧や復興に向けた調査も開始しています。
☆三角協力
先進国や国際機関が、途上国が他の途上国に対して行う南南協力を、
資金や技術、運営方法等で支援することを指します。
これらの協力はSDGsの達成に向けた重要な手段として、
国際的に認識されています。
・国連南南協力事務局さん(UNOSSC)
・経済協力開発機構さん(OECD)
これらの開発援助委員会さん(DAC)では、
南南協力と三角協力を国際援助政策の柱の一つとして位置付けています。
2019年の第2回国連南南協力会議(BAPA+40)では、
三角協力は「SDGs達成に貢献する重要な取り組みであり、
多様な技術や資金を動員する手段」として、明確に位置付けられました。
2024年の国連総会で採択された、Pact for the Futureにおいても、
SDGs達成の為に南南協力と三角協力を推進していくことが言及されています。
問題 国際社会における、南南協力と三角協力の重要性についてですが、
次の文章の???に入る言葉をよろしくお願いします。
気候変動や感染症、???、地政学的対立等の複合的な危機によりまして、
開発途上国の課題は益々複雑化します。
そして、単独の国や機関だけでは解決が難しくなる状況の中で、
国際社会における南南協力と三角協力の重要性は、
今後もさらに高まることが予想されます。
1、自然破壊
2、自然災害
3、食糧問題
ヒント・・・〇発展途上国と???の特徴
★〇〇の頻発と激甚化・貧困との悪循環
気候変動の影響で、
洪水やサイクロン、干ばつ、地震等の???が増加傾向です。
1984~2013年の???→死者約248万人の半分です。
お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。


























