シクラメン
- カテゴリ:人生
- 2025/12/18 15:27:40
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【シクラメン】 Cyclamen persicum
cyclamen
sowbread
☆シクラメンは、サクラソウ科シクラメン属に属する、
地中海地方が原産の多年草の球根植物の総称です。
<概要>
〇シクラメン
シクラメンは、秋から春にかけて、
赤色や白色、ピンク色の香り高い花を付ける植物です。
シクラメンは多年草の為、
上手な育て方をすると、何度も繰り返し、美しい花を咲かします。
@基本情報
★別名
カガリビバナやブタノマンジュウとも呼ばれています。
□カガリビバナ(篝火花)の由来
名付け親は、植物学者の牧野富太郎(まきのとみたろう)さんです。
◆日本の貴婦人が言ったことがきっかけ
ある貴婦人「九条武子(くじょうたけこ)さんといわれる)が、
シクラメンを見て「まるで篝火のようですね」と、
言ったことがきっかけです。
その言葉を聞いた、牧野富太郎さんが、
反り返って咲く花の形が篝火に似ているとして、
「カガリビバナ」と命名しました。
△九条武子 さん
▼西本願寺に生まれた、名家の令嬢
1887年に京都の西本願寺第21代法主である、
大谷光尊(おおたにこうそん)さんの次女として誕生します。
幼いころから和歌やフランス語、絵画等を学び、
教養豊かな女性に育ちます。
▽才色兼備の「大正三美人」
柳原白蓮(やなぎはらびゃくれん・やなぎわらびゃくれん)さん、
江木欣々(えぎきんきん)さんと並び、
「大正三美人」と称されました。
美貌だけではなく、
知性と品格を備えた女性として、人気が高かったです。
▼教育者や社会事業家として活躍
仏教婦人会の創設に関わり、本部長として活動をしました。
京都女子専門学校(現:京都女子大学)さんを設立し、
女子教育の発展に尽力をしました。
関東大震災では被災をしながらも、
孤児救済や病院設立(あそか病院さん)等、
社会事業を推進しました。
▽歌人としても、高く評価
佐佐木信綱(ささきのぶつな)さんに師事し、
歌集「金鈴(きんすずめ)」や「薫染(くんせん)」を刊行しました。
随筆「無憂華(むうげ・むゆうげ)」はベストセラーになり、
仏教賛歌「聖夜」の作詞者としても知られています。
▼波乱の結婚生活
1909年に九条良致(くじょうよしむね)男爵と結婚し、
九条良致さんは結婚直後に留学しまして、
約10年、別居状態が続いたことでも知られています。
その孤独や葛藤を短歌に詠みまして、多くの共感を呼びました。
▽42歳で早逝(そうせい)
震災復興事業での無理がたたりまして、
敗血症を発症して、1928年に死去されました。
九条武子さんは名門の出自、美貌と教養をお持ちで、
社会事業への献身をし、気品ある立ち居振る舞いをされたことから、
当時の人々から「貴婦人」や「慈愛の女神」のように慕われました。
■ブタノマンジュウ(豚の饅頭)の由来
名付け親は植物学者の大久保三郎さんです。
◇豚のパン
シクラメンの英語の古い別名sowbread(豚のパン)を、
そのまま日本語に置き換えたものです。
◆sowbreadの由来
豚がシクラメンの丸い球根を好んで食したことからです。
◇潰れた饅頭のような形に見えた
球根が潰れた饅頭のような形に見えることも、理由の一つとされています。
ただし、あまりに花の美しさと名前のギャップが大きい為、
牧野富太郎さんは「可哀そうだ」と感じまして、
より美しい「カガリビバナ」を提案したという逸話もあります。
★原産地
北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域です。
シクラメン、特に一般的な鉢花として流通する、
Cyclamen persicumの原産地は「地中海地方」と良く書かれますが、
より具体的な地名まで踏み込みますと、次の地域が挙げられます。
□シクラメンの原産地
シクラメン属は、
地中海沿岸から小アジア、ロシア南部に分布するとされています。
さらに、原種シクラメンの自生地として、
具体的に挙げられている地名は次の通りです。
◆ギリシア
クレタ島の固有地やアテネ近郊の山地に自生しています。
◇トルコ
トルコの山中に群生地がありまして、自生しています。
◆キプロス
シクラメン・グラエクム等が分布しています。
◇イラン周辺
地中海に近い西アジア一帯に分布しています。
◆アフリカ北部
地中海沿岸地域に分布しています。
☆分類
多年草です。
★耐寒性
やや弱いから弱いです。
☆耐暑性
普通です。
@基礎知識
シクラメンは、
10~3月にかけて開花する、サクラソウの多年草です。
寒い時期にも華祖咲かせる為、冬のお庭を彩る存在として親しまれています。
品種が多く、大輪から小輪まで様々なサイズがあります。
花の色は白色やピンク色、赤色が有名ですが、
紫色や黄色等の珍しい色もあります。
又、花弁が可愛らしいフリンジ咲きやロココ咲き等のタイプも見られます。
開花時期は冬ですが、実際は寒さに弱い点に注意が必要です。
品種によっては、地植えして屋外で冬越しするのは難しい可能性があります。
外で管理をしたい場合は、
寒さに強いガーデンシクラメンを植えることがおすすめです。
ただし、霜に当てないように管理が必要です。
又、寒冷地では凍結して枯れる可能性がある為、
ガーデンシクラメンも室内で育てると安心です。
問題 シクラメンの育て方についてですが、
次の文章の〇に入る言葉を教えてください。
シクラメンは陽当たりの良い場所で管理することがおすすめです。
耐寒性の強い品種以外、冬は室内に置きまして、
春から秋にかけては屋外で管理します。
冬場は日光の当たる窓辺に配置するのがおすすめです。
屋外では基本的に日向(ひなた)に置きますが、
〇が当たらないように対策するのがポイントで、
梅雨から夏の間は、風通しの良い日陰に移します。
秋以降は、
気温が5℃から10℃を下回るようになってきたら、室内に取り込みます。
1、雨
2、雪
3、霜
ヒント・・・〇〇に当ててはいけない植物
@シクラメンが〇に当たると・・・
★球根が腐りやすくなる
〇に当たると鉢土が長時間湿り、球根が腐敗しやすくなります。
☆葉や花が傷む
花弁や葉に影響が出て、、病気が発生しやすくなります。
★夏場は特に危険
高温多湿の夏は本来存在しない環境です。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る言葉をよろしくお願いします。


























