Nicotto Town



秦野ラン

10日ほど前の秦野のマラソン大会に出た。

といっても5キロの部である。
ここはハーフマラソンもあるのだが、制限時間が短いし、こう配が結構あるので私には無理だ。
だけど5キロなら走れそうだし、息子たちを誘ったら次男と三男が出てもいいよと言ってくれた。
それからずっと楽しみにしていたのだ。

当日は晴れ。
受付が8時15分までなので、6時半ごろ家を出る。
体育館の中に荷物置き場も着替え場所もあって、すごい、と思う。
何しろ初めて走った前回の大会は安い分、着替えスペースもなかったし、当日雨でポリ袋に入っているとはいえ、荷物は雨ざらしだったから。
屋台もたくさん出ているし、舞台もある。
ゲストの小島よしおも5キロを走るらしい。

Cブロックの息子たちと別れて、私はDブロックのスタート。
最初はイモ洗いの混みようだが、公園から出たあたりで少しずつばらけ始める。
5キロコースは結構フラットだと聞いていたが、公園を出ると少し下って、それからだらだらした気持ち登り、という坂になる。
まあ傾斜はそんなにないので「ん? なんかスピードでないな?」という程度のものだが、進んでいくうち、歩く人もぽつぽつ出てくる。
後ろから「おっぱっぴー頑張れ」という声がしたと思ったら、小島よしおに抜かれていた。
彼はスタートから1分遅れで走り出し、私らを抜いていくのだ。
大会Tシャツを着た彼は一瞬で消ええていった。

折り返し地点があるので、その前のどこで息子たちに会えるか、楽しみにしていた。
周りの人たちが戻ってきた知り合いと手を振ったりするのを見て、私もやりたいなと思ったのだ。
三男との出会いは一瞬だったけど、お互い手を挙げてエールを送りあえた。
彼はこの1か月、体を鍛えてなんと6キロも減量したらしい。
大学生になって10キロ太ったのを挽回するのだそうだ。

あとは次男。
どこで会えるかかなりきょろきょろと探したのだが、見つけられないまま、折り返し地点へ。
そこから足が軽くなり、今までは上り坂だったんだなと実感する。
何しろ、今度は緩やかなくだり。
急なくだりは足に負担が来るが、このくらいならちょうど走りやすい。

そんなに抜いたりはできなくても、とにかく完走が大事なんだ。
と気持ちがせくのを抑える。
公園に入るところにのぼりがあるし、入ってからゴールまで遠回りをしないといけない。
だけど、その遠回りに入ると、もうこの先坂はなさそうだ。
最後はダッシュ! と脳内のコーチに背を押されて頑張って走った。

三男は最後、小島よしおに抜かれかけて必死に追いすがり、デッドヒートを繰り広げたそうだ(そしてちょっと負けた)。
次男は、三男と出会ったとき、ちょうど私のすぐ後ろにいたらしい。
逆サイドばかり気にしていて、抜いたのに気づいていなかったのだ。

ゴール後すぐに着替えられたので風邪もひかなかったし、小島よしおのショーは小さい子にも大人気で、私たちも楽しく盛り上がった。
彼も追いすがる三男に抜かれまいと必死に走ったそうだ。

次男も久しぶりに走って自分の体力が落ちているのにびっくりしたそうだし、これから少し運動習慣がつくといいな。
そのあと焼肉で乾杯した。

二人はそのあと、すごい筋肉痛に襲われたそうだ。

#日記広場:スポーツ




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