不便を楽しむお話。(食)
- カテゴリ:日記
- 2025/12/10 12:35:17
私は基本的に自堕落な生活を送っていて、一応仕事の都合上朝は一度は起きないとまずいので取り敢えず安いよくわからないインスタントコーヒーの粉を目分量でカップに入れてお湯を注いで飲んでいたりする。
ただそこにも「不便」と言うのが存在しているのだ。
それは私は、熱いコーヒーが飲みたい。
けれど私は絶望的なほどに猫舌なのだ。
でもそれでもちょっとずつ、ちょっとずつコーヒーを口にする事が幸福だったりする。
この少しずつ、熱いコーヒーを飲むのは心地良い「不便」なのだ。
ただ大体の場合、私は少し熱いコーヒーを少し飲んだ後に作業を始めてしまうので飲み切る頃には生ぬるいコーヒーになっていたりする。
でもそれはそれで飲みやすくて「便利」に変わる。
そして私はカニ缶はそこまで好きでは無いけれど、カニはそこはかとなく好きといえる。
その理由として、別に味が好き…というより味の話をすると私がポン酢が好きなだけな可能性が出てくるのでそこは割愛する!
カニ缶はただ缶を開けて食べれば良い。
「便利」そのものだと思う。
けれどそこに感動はないのだ。
カニを食べる時、私は上手く殻から身を取り出す事に楽しみを感じてその成果を口にした時の方が「不便」ではあるけれど美味しく感じる。
「便利」である事は良い事だと思うし、私も極力「不便」な思いはしたくない。
けれど「不便」だからこそ魅力が増す物もあると思っているのだ。
だからこの世界に「不便」が残るように祈りつつ今日も熱いコーヒーを飲む。
ただ魚の小骨の話だけはやめよう、やめよう。
私が骨抜きされた魚しか買わない話をされたら何も言えなくなってしまう…っ!
























