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針供養・事納め


こんばんは!8日(月)は、

西日本や南西諸島では雲が広がりやすく、所によりにわか雨があるでしょう。
東日本太平洋側は概ね晴れますが、山沿いでは雨や雪の降る所がありそうです。
東日本の日本海側や北日本では雨や雪が降り、
雷を伴った雨や雪の降る所もある見込みです。

【ベストコーデ2025】

A、幸せハートのレインボーバルーンです。

【針供養】 はりくよう

☆針供養は、使えなくなった針を供養し、
 西方の上達を祈る、日本の伝統行事です。

<概要>

〇針供養

針供養とは、折れたり、錆(さ)びたり、曲がったりして、
使用出来なくなった針を豆腐や蒟蒻(こんにゃく)等に刺して供養する行事です。

@2025年の針供養の日

 針供養は、2月8日と12月8日に行われます。

 東日本では2月8日、
 西日本では12月8日に行われる所が多く見られましたが、
 地域に関わらず、どちらか一方の日に行う所や両日行う所もあります。

 この日付の違いには、
 背景にある「事始め・事納め」の捉え方が影響しています。

@針供養を行っている代表的な社寺

 針供養は、女性を守ってくださる、
 「淡島神(あわしまのかみ)」を祀る淡嶋神社(粟島神社)さんや、
 淡島堂を中心に各地の社寺で行われています。

 ★淡嶋神社 さん

  住所  :和歌山県和歌山市加太118

  電話番等:073-459-0043

       *淡嶋神社社務所(AM9:00~PM5:00)

  □淡嶋神社さんの起こり
  
  その昔、神功皇后が三韓出兵からお帰りの際、
  瀬戸の海上で、激しい嵐に出会いました。

  沈みそうになる船の中で神に祈りを捧げますと、お告げがありました。

  「船の苫(とま)を海に投げ、その流れのままに船を進めよ。」

  その通りに船を進めますと、一つの島に辿り着くことが出来ました。

  その島が、友ヶ島(ともがしま)です。

  その島には、少彦名命と大己貴命が祀られていまして、
  皇后様は助けてくれたお礼の気持ちを込めて、
  持ち帰ってきた宝物にお供えになりました。

  その後、何年か経ち、
  神功皇后の孫にあたる仁徳天皇が友ヶ島に狩りにお越しになられ、
  経緯(いきさつ)をお聞きになりました。

  そこで、島では何かとご不自由であろうと、
  御社を対岸の加太に移されまして、
  御社殿をお建てになられたのが、加太淡嶋神社さんの起こりとされています。

  ◆御祭神の少彦名命

   医薬の神様で、
   特に、女性の病気回復や安産、子育て等に霊験あらたかといわれています。

  ◇御祭神

   ・少彦名命(すくなひこなのみこと)

   ・大己貴命(おほなむじのみこと)

   ・息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
    (神功皇后)

  ■アクセス

  南海電鉄加太線「加太駅」を下車しまして、徒歩約20分です。

【事納め】 ことおさめ

☆事納めとは、農家が12月に作業を締め括(くく)りまして、
 お正月の準備を始める時期を指します。

 具体的は、12月8日が事納めの日とされまして、
 無事に作業を終えたことを感謝する意味が込められています。

 この行事は、農業が自然の変化に大きく影響される日本の文化において、
 重要な意味を持っています。

<概要>

〇事納め

この日は、農作業や一年の作業が無事に終わることを祝う日でありまして、
地域によっては特別な行事が行われることでも知られています。

特に日本の伝統的な生活様式に密接に関連している為、
現代に生きる私達にとっても興味深いテーマです。

@御事納(おことおさ)めの背景と意味

 ★農業と季節の関り

  御事納めは、2月8日に行われる、
  「御事始め」の対となる行事で、農作業が一段落することを意味します。

  日本の農業は、四季折々の自然の変化に大きく影響される為、
  このような行事が生まれたようです。

  特に、冬から春にかけての農作業の準備や収穫は、
  地域の人々にとって、重要な意味を持っていました。
  
  御事納めの日に、
  無事に作業を終えられたことを感謝する気持ちが込められています。

  さらに、地域によっては、
  「御事終(おことじま)い」と呼ばれることもありまして、
  これも又、その土地の文化や風習が反映されています。
  
  又、御事納めの日には、
  特定の食材を用いた料理が振る舞われることもありました。

  里芋や蒟蒻、人参、小豆を使用した「御事汁(おことじる)」は、
  その一例です。

  これらの食材は、冬の寒さを乗り越える為の栄養源でありまして、
  地域の人々が集まりまして、共に食事をすることで、 
  さらなる絆を深めることが出来たのです。

 ☆地域による行事の違い

  御事納めの行事は地域によって異なります。

  例えば、関東地方では、
  12月8日を正月の儀式を始める「御事始め」としまして、
  2月8日をその終了を位置付けていました。
 
  それに対しまして、他の地域では、
  御事納めの日に特別な儀式が行われることもあります。

  このような地域差は、日本の多様な文化を示す興味深い側面です。

  又、針供養を行う地域もありまして、
  これは使用しなくなった針や道具に感謝の意を表す為の儀式です。

  特に、裁縫や手芸を行う人々にとりましては、針は大切な道具ですので、
  その道具に感謝の意を示すことは重要な意味を持ちます。

  このように、御事納めは地域ごとに異なる文化や風習を持っている為、
  訪れる地域によって、新たな発見がある可能性があります。

 ★御事納めの食文化と伝承

  □御事汁の意義

  御事納めの日に食される「御事汁」は単なる料理ではなく、
  地域の人々の心をつなぐ重要な役割を果たしてきました。

  この汁物には、里芋や蒟蒻、人参、小豆等、様々な食材が使用されますが、
  それぞれの食材には意味があります。

  例えば、里芋には豊作を願う意味がありまして、 
  蒟蒻は健康を祈るものとして重宝されてきました。

  又、御事汁を食すことで、冬の寒さを乗り越えまして、
  春を迎える準備をするという意味合いもあります。

  これは、自然のサイクルに従ったものでありまして、
  私達が自然と共生していることを考えさせられます。

  御事汁を囲んで、家族や友人と共に過ごす時間は心温まるひと時です。

  このように、御事汁はただの食事ではなく、
  文化や伝統を象徴するものとして、
  今も尚、地域の人々に愛され続けています。

問題 針供養と事納めには、共通点があります。

   次の文章の???に入る言葉を教えてください。

   〇感謝を捧(ささ)げる行事

   針供養と事納めは、どちらも「事八日」に結びつきまして、
   一年の区切りを意識し、???、感謝を捧げる行事です。

1、労をねぎらい

2、罪を水に長し

3、共感

ヒント・・・〇???感謝を捧げる精神

      @針供養

       長年使用した針を豆腐や蒟蒻に刺して、
       「ありがとう」と感謝をして、裁縫の上達や安全を祈ります。

      @事納め

       農耕や仕事を終えまして、
       神様に感謝を捧げる意味が込められています。

      どちらも「物」や「仕事」に宿る、
      神霊や〇を敬う心を表しています。

お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。






  






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