重賞は３つとも外したけど元町Sの単勝・馬連・３連単ともう１レース獲って今週はプラスで終えられました。ただ久々に荒れそうな匂いのするGⅠということで特に力を入れて予想したチャンピオンズCは印上位５頭全部６着以内と方向性や取捨選択は間違ってへんのに馬券が獲れへんあたり絶望的にセンスがない。

【チャンピオンズC】48.0-12.3-49.9=1.50.2　内のウィリアムバローズとダブルハートボンドのハナ争いになるかと思ったらシックスペンスが主張してきたと見るやダブルハートボンドがスッと引いてウィリアムとシックスがやり合う展開。前半４F48.0は過去５年と比較しても最速で１秒９の前傾は過去５年で最大。３～４角で少し緩んで直線再加速は差し有利な流れやけどこのコースとしてはかなりペースが流れて例年以上に追走力が問われるレースになった印象。３，４着に外差し馬が入ったように例年よりは極端な内有利にならへんかったのは立ち回りの上手さが活かしにくい流れになった影響かなと。勝ったダブルハートボンドはまず序盤シックスペンスが来た時に無理せず引いて少し離れた３番手につけたのが好判断。上手く砂を被らず行けたしロスもそこまで大きくならへんかった。これまでもハイペースの千八を先行して結果を残してきた馬やからこういう流れへの対応力も活きた。ウィルソンテソーロは中団のインからコーナー～直線も内目を捌いて伸びたけど今年も２着まで。３年続けて内目の枠からコーナーをロスなく回して２着とコース適性の高さは見せたけど前の１頭を交わせへんところまで同じとはなぁ。面白いのは３着ラムジェットと４着メイショウハリオの違い。３角まではメイショウが内、ラムジェットが外で位置取りや４角で外を回すコース取りは似てたのに４角～直線の半ばでメイショウが一気に前を飲み込む勢いで上がって行ったのに対してラムジェットはコーナーでモタついて直線半ばからエンジンがかかって最後にメイショウを僅かに交わした。これは小脚が使えてコーナーでしっかり加速できるメイショウハリオと不器用でコーナーリングが苦手、エンジンの掛かりが遅いラムジェットの個性が良く出てるなと。ラムジェットみたいな典型的な不器用馬にはコーナーがタイトな中京は合ってへんと思ってたから馬券圏内まで差し込んで来たのはびっくり。メイショウハリオは上手く内を捌けてたら３着やったかもしれんけどこれが３着なら本命馬３択で３分の１の外れを引いたことになるから精神衛生上は４着で良かったかもしれんｗアウトレンジは懸念してたハギノアレグリアスが邪魔で最内は取れず２列目に。４角～直線でゴチャついたのもあるけど前とは差があったし最後まで伸びてはいるけど勝負所で少し手応えが渋かったようにベストは二千くらいかもしれん。ナルカミはスタートが今一つでリカバリーして好位につけたけど見せ場なく大敗。同じコースやった２戦目の１勝Cでもスタートは今一つで強引にハナを奪いに行って大敗したように上りスタートが苦手なのか本質的には二千ベストやからハイペースの千八やと追走で脚が溜まらんのか今日のところは判断が難しいけど今後見極めたい。