Nicotto Town


takoまたコケ魔したの日々


サイエンスカフェ


友人に誘われてサイエンスカフェに初参加。
お茶をいただきながらサイエンスのお話が聞ける一挙両得のイベント。
本日の授業は野外というので熊除けの鈴持参したけど
歩くのはひろ~いキャンパスの中でした。

昔はブドウ畑だったったという川べりの道を教授の後からみんなでトコトコついていく
課題は“タデ”と“無患子(むくろじ)”をゲットすること
タデはタデ食う虫も好き好きというあれ。
鮎をいただくときのタデすのあれ

板を渡した橋の側でピンクの粒粒の花のついたタデの花を見つける
葉は薄くて小さな笹の葉のような形
タデには抗菌作用があるらしく刺身のツマにしたりタデ酢で魚と一緒に食べるのは理にかなっているそう
葉の隅をかじってみてもあまり味がしないこれはイヌタデ、見た目は変わらないけれど、ピリッと味がするのがヤナギタデで、抗菌作用があるのもこちらとのこと。

無患子は温室の前の木立の中に立っていた。足元にぎんなんぐらいの実が落ちている。実を水に浸けてで紙コップでシャカシャカ振ると少し泡が立ってくる
説明によると昔はこれで髪を洗ったらしい。つまり昔のシャンプー。洗うためには結構な量がいりそうお仕えの人は大変。大きなお屋敷のお庭にはこの木が残っていることがあるとのこと
実の皮を剥くと中から真っ黒な丸い種が出てくる。これはお正月の羽付きの羽根についた玉、あれだそう。

キャンパスの道路を渡ってガマの穂を見に行く。
お箸に刺したフレンチドッグのようなあれ
因幡の白兎が赤剥けになり傷を治したとき、きれいなで洗ってガマの穂に包まったというのは、昨今の擦り傷を乾かさずに治療するモイスチャー療法を当時から実践していたのではないかというお話。
その上、ガマの穂の花粉にはちゃんとお茶のカテキンに似た抗菌作用があるらしい。事前に採取してあったとという花粉は粉薬のようなさらさらのパウダー状、黄な粉のようにお菓子につかったことがあるかもと言われ指先に付けて舐めさせてもらったけど美味しいものではなかった。

教室に戻り、教授のお土産という銘菓因幡の白うさぎを2つの温度で入れていただいたお茶と一緒に美味しくいただく。お茶の温度からカテキンの話、たくさんの種類のカテキンの元素記号は覚えられない。カテキンの話から柿渋の話、紙のストローに教授自家製の柿渋でコーティングすると丈夫で長持ち繰り返し使えるエコストローのできあがりこれだと紙の匂いもほぼしない。お話は尽きない。

日常から離れたサイエンスカフェのひと時を楽しむ。
みなさまと誘ってくれた友人に感謝




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