ユリネ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/11/12 17:06:27
ニコットおみくじ(2025-11-12の運勢)
こんにちは!九州は雲が多く、夜は所々で雨が降る。
四国と本州は概ね晴れ。
北海道は朝に雪の所があるが日中は晴れる。
沖縄は雨。
【ユリネ】 百合根 Lilium leichtlinii var.tigrinum
lily bulb
bulbe de lis
☆ユリネは、ユリ科ユリ属植物の球根である鱗茎(りんけい)のことです。
<概要>
〇ユリネ
ユリネはユリの球根(鱗茎)で食用にされます。
主に・・・
・コオニユリ(小鬼百合)
・オニユリ(鬼百合)
・ヤマユリ(山百合)
これら等の鱗茎が使用されます。
@コオニユリ、オニユリ、ヤマユリは全てユリ科の多年草
★コオニユリ Lilium leichtlinii var.maximowiczii
Maximowicz’s lily
この名前は植物学者であるカール・イワノビッチ・マキシモヴィッチさん、
(Carl Johann Maximowica)に因んで名づけられたものです。
コオニユリの学名はLilium leichtliniiで、ユリ科ユリ属に属する多年草です。
・分布 :日本全国(北海道~九州)、朝鮮半島
・開花期:7~9月
・草丈:約1~1、5m
・花の特徴:・オレンジ色で茶褐色の斑点があります
・花弁は強く反り返りまして、下向きに咲きます
・1株に2~10輪程、咲きます
・葉の特徴:線状披針形の互生(ごせい)で柄はありません
・繁殖方法:地下の塊茎「かいけい(ユリネ)から、
匍匐枝(ほふくし)を伸ばして群生します
*匍匐枝・・・植物の地際から水平に伸びる枝
・特徴的な:珠芽(むかご)が出来ないです。
違い
☆オニユリ Lilium lancifolium
Tiger lily
オニユリの特徴である、オレンジ色の花弁に黒い斑点が、
虎の模様に似ていることから名付けられました。
・原産 :中国(古代に日本へ渡来)
・分布 :北海道から九州の草原や民家近く
・開花期 :7~8月
・草丈 :1~2m
・花の特徴:・橙赤色で紫褐色の斑点があります
・花弁は反り返りまして、下向きに咲きます
・1株で最大20輪程咲きます
・葉の特徴:披針形の互生で柄はありません
・繁殖方法:葉の付け根に珠芽が出来まして、これが落ちて発芽します
そして、種子は作らないです
・名前の :赤鬼の顔に見立てた説や、
由来 コオニユリより大きい為「鬼」とされた説等があります
★ヤマユリ Lilium auratum
gold-banded lily
golden-rayed lily
どちらも、ヤマユリの特徴である、
白い花弁に金色の筋(バンド)が入っていることに由来しています
・分類 :ユリ科ユリ属
・分布 :日本固有種で、本州の近畿地方以北の山地に自生しています
・開花期 :7~8月
・花の特徴:・白地に黄色い筋と赤い斑点があります
・花径(かけい)は最大20cmと非常に大きく豪華です
・花の重さで茎が倒れることもあります
・繁殖方法:種子と鱗茎(ユリネ)で繁殖します
・特徴的な:花が白く、豪華で珠芽は付きません
□食用としての利用
ユリネは、オニユリ、コオニユリ、ヤマユリ全てで食用が可能です。
・茶碗蒸し ・煮物
・天ぷら ・甘酢漬け
これら等に使用されます。
@主産地
日本では北海道が主産地で、
特に虻田郡真狩村(あぶたぐんまっかりむら)が有名です
■虻田郡真狩村
「蝦夷富士(えぞふじ)」と呼ばれ、
親しまれている羊蹄山(ようていざん)の南麓に位置しまして、
農業を基幹産業として発展してきた純農村です。
主要な作物はジャガイモ、ダイコン、ニンジン等で、
中でも食用ユリネは、全国一の出荷量を誇っています。
又、演歌歌手の細川たかしさんの出身地としてもよく知られていまして、
村を流れる真狩川河川公園には、熱唱する「細川たかし記念像」が置かれ、
観光スポットとしてにぎわっています。
アクセス:道南バス(
「JR倶知安(くっちゃん)駅から留寿都(るすつ)・洞爺行き乗車」
最寄りの:JR函館本線「倶知安駅」
JR駅
最寄りの:高速道路のICは、北海道縦貫自動車道「洞爺湖温泉」
面積 :114、25㎢
人口と :<令和7年10月31日現在>
世帯
・男性:1014人
・女性: 939人
合計 :1953人
世帯数:1049世帯
◇村名のいわれ
アイヌ語「マスカリぺッ」・・・羊蹄山を取り巻く川より転訛したものです。
◆村のシンボル
△木
カツラ(桂)の木で、開村80周年を記念して、
昭和50年に指定されました。
▲花
「ゆりの花」「ジャガイモの花」で、
開基120周年を記念して、平成27年に指定されました。
◇キャッチフレーズ
笑顔でつなぐ、うるおいあふれる村 まっかり
◆姉妹・友好都市
香川県観音寺市です。
@ユリネの名前の由来や用途
☆名前の由来、薬用
ユリネは沢山の燐片(りんぺん)が重なっているこの鱗茎の形から、
「百合」の字が当てられたといわれています。
そして、古くから食用や薬用として利用されてきました。
★鱗茎の意味
ユリネの「鱗茎」とは、字に「茎」が使用されているように、
実は「根」ではなく、葉が変形したものです。
☆現在食用として栽培しているユリネ
ユリネの95%は、苦味の少ないコオニユリです。
@ユリネの生産は大変
ユリネの栽培はとても時間がかかりまして、
種球から始めると何と6年もかかります。
畑に植え付けをするまでに3年、
畑に植え付けてから、さらに3年の月日を必要とします。
又、畑を毎年のように植え替えなければならない為、
一度植えた畑には最低でも7年は空けなければなりません。
問題 ユリネの味や旬等についてですが、
次の文章の???に含まれる成分名を教えてください。
ユリネの旬は晩秋から冬になりまして、カボチャやサツマイモ等のように、
収穫してから2~3カ月寝かせた方が、
???が糖分に変わって、甘味が増して美味しくなります。
京都では丹波産が知られていまして、
こちらは8月頃から秋にかけて収穫されますが、
北海道では霜が降りる10月頃から年末にかけて、主に収穫されます。
正月料理に使用されることが多いですので、
いずれも12月に出荷のピークを迎えます。
1、ビタミンB
2、鉄分
3、澱粉(でんぷん)
ヒント・・・〇???
???が糖分に変わるのは、
酵素(主にアミラーゼ)の働きによって分解されまして、
最終的にぶどう糖等の単糖になる為です。
お分かりの方は数字もしくは???に含まれる成分名をよろしくお願いします。























