シュウメイギク
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2025/11/10 16:48:16
ニコットおみくじ(2025-11-10の運勢)
こんにちは!10日(月)、沖縄は雨や雷雨になるでしょう。
九州や四国は晴れる見込みです。
中国から関東も陽が差しますが、一部でにわか雨や雷雨があるでしょう。
北陸や東北は断続的に雨で、雷が鳴って雨脚が強まる所もありそうです。
北海道や日本海側を中心に雨が降り、雪が混じる所もあるでしょう。
明日11日(火)は北日本の日本海側と北陸は雨や雪の降る所がありますが、
その他は広く晴れる見込みです。
【シュウメイギク】 秋明菊 Anemone hupehensis var.japonica
Japanese anemone
Japanese thimbleweed
☆シュウメイギクとは、
キンポウゲ科アネモネ(イチリンソウ)属の植物の一種です。
<概要>
〇シュウメイギク
シュウメイギクは、中国原産のキンポウゲ科の多年草です。
公園や庭園等、身近な場所に植えられている花です。
草丈が約60~100cmで、
華奢(きゃしゃ)な茎の先に、白色やピンク色の可憐な花を咲かせます。
風に揺れる姿は楚々(そそ)として、どこか儚(はかな)げな美しさです。
@原産地
シュウメイギクの原産地は、中国の「四川省」です。
特に九寨溝(きゅうさいこう)地域で多く自生しています。
★九寨溝(Jiuzhaigou)
中国・四川省にある世界遺産の渓谷地帯で、
石灰岩を母岩とする美しい自然環境が広がっています。
この地域ではシュウメイギクが広く分布し、
道路沿いや森林の境界等に群生している様子が観察されています。
□特徴
標高約2000~3000mの高地に広がる渓谷地帯で、
石灰岩地形による美しい湖沼や滝が点在しています。
■生態系
多様な植物が自生し、シュウメイギクもその一つです。
特に涼しく湿潤な環境を好む多年草にとって、理想的な生育地です。
@名前の由来
シュウメイギクの名前の由来は、中国から日本にやってきた際に、
「こんなに美しい花は見たことが無い。
まるで、秋に冥土(めいど)に咲く菊のようだ」ということから、
「秋冥菊」と名付けられたことによります。
この言葉を実際に述べた特定の人物の名前は記録されておらず、
背景と由来の詳細については以下の通りです。
☆背景と由来の詳細
■「秋冥菊」→「秋明菊」へ
元々は「秋冥菊」と書かれていましたが、
「冥」という字が死や暗さを連想させる為、
後に「明るい」の「明」に置き換えられて、
「秋明菊」となったと伝えられています。
□この表現の意味
「こんなに美しい花は見たことがない。まるで秋に冥土の菊のようだ」と、
このような言葉は、その儚く幽玄(ゆうげん)な美しさを讃えたものであり、
詩的な比喩表現として語り継がれています。
■伝承的な言い回し
文献や園芸書等ではこの言葉の出典を明示しておらず、
特定の人物の発言というよりも、伝承的な言い回しと考えられています。
@別名
☆主な別名とその由来
別名 読み方 由来・背景
貴船菊 キブネギク 京都・貴船地方で野生化していたことからです。
又、江戸時代の園芸書にも記載があります。
秋牡丹 シュウボタン 花姿がボタンに似ていることからです。
優雅で華やかな印象を持つ品種に、
使用されることが多いです。
秋冥菊 シュウメイギク 「冥土に咲く菊のようだ」と、
形容されたことからです。
後に「冥」が「明」に改められました。
★補足情報
□「秋冥菊」から「秋明菊」へ
「冥」は死や暗さを連想させる為、
より明るい印象を与える「明」に変更されたとされています。
これは花の美しさを讃える一方、
縁起を担ぐ日本人の感性が反映されたものです。
■貴船菊の歴史的背景
京都の貴船神社付近では古くからこの花が野生化されていまして、
江戸時代の園芸書「花壇綱目(かだんこうもく)」にも記載があることから、
日本に定着していたことがうかがえます。
◇貴船神社 さん
京都府左京区にある神社で全国に500社を構える、
貴船神社さんの総本宮です。
縁結びをはじめ、様々な御利益があります。
そんな貴船神社さんは水占いが有名で、
「縁結び」のパワースポットとして、特に女性から人気が高いです。
四季折々の風情を感じられる景色を求めまして、
国内外問わず、多くの観光客が訪れます。
夏は市街地より涼しく、避暑地としても最適で、
秋の紅葉シーズンには夜間にライトアップされまして、
幻想的な風景を楽しむことが出来ます。
貴船神社さんは京都の北側(洛北エリア)に位置しまして、
水の神である「高龗神(たかおかみのかみ)」が司る神社です。
祭神は水神でありまして、水が濁らないようにという意味を込めて、
読み方は「きぶね」ではなく「きふね」と読みます。
貴船神社さんは鞍馬寺さん共に、洛北エリアの強力なパワースポットで、
絵馬の発祥地としても知られています。
天皇の勅使が雨乞いや雨止めの祈願をしまして、
縁結びの神として崇められた源義経さんや紫式部さんも、
参拝に訪れたといわれています。
又、平安時代の歌人である和泉式部さんが夫との仲を良くする為に、
参拝したら、見事にその願いが叶ったと伝えられています。
その伝えもありまして、
今では「縁結びの神様」として、女性の参拝者が数多く訪れています。
住所 :京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
電話番号:075-741-2016
料金 :無料、御朱印は300円
アクセス:・京都国際会館駅からバスで約20分
・叡山電鉄鞍馬線貴船口駅から徒歩で約30分
・比叡電鉄貴船口駅下車後、
京都バス33番に乗り換え、貴船駅下車よりすぐ
■園芸品種との関係
欧米で交配された品種も多く、
「秋牡丹」等の名前は園芸的な美称として使用されることがあります。
一重咲きや八重咲き等、花の形状によって呼び名が変わることもあります。
問題 シュウメイギクの葉の特徴についてですが、
次の文章の〇に入る言葉を教えてください。
シュウメイギクは、〇出葉を持ちます。
1、花
2、茎
3、根
ヒント・・・〇シュウメイギクの〇出葉
3枚の小葉(しょうよう)から構成されていまして、
裂け目と鋸歯「きょし(ギザギザの縁)」が特徴です。
*〇出葉・・地面すれすれに生えている葉
@小葉の形状
☆長さ
焼く5~7cmで幅も同程度です。
★小葉
3~5裂していまして、
切り込みが深く、手のひら状に広がる形をしています。
地下茎から直接地面近くに生える葉が〇出葉です。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る言葉をよろしくお願いします。
























