Nicotto Town



52ヘルツのクジラたち

町田そのこさんの小説

2021年本屋大賞
家族に自分の人生を犠牲にされてきた貴瑚は、
大分の祖母が残した一軒家へ引っ越してきた。
そこで、母親に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年に出会う。。

家の修繕を頼んだら、「風俗やってたの?」って訊かれて
思わずカッなることはあっても、
全然しらない男性に、平手打ち、はないんじゃ?
その後、なんとなくその人とは仲良くなっていく。。

あらすじ読んだら、親からの虐待とあり、重そうな話とは思ってたけど、
確かにちょっとキツイ内容でした。
主要登場人物たちは、ちょっと普通じゃない過去あるし。。

友達の美晴は、貴瑚が黙っていなくなったことを心配して、
仕事も辞めて、貴瑚の母親に訊いてまで大分へおしかけてくるけど。
彼女にも明かされていない過去がありそうだ。
そこまで親身になって心配してくれる友達、自分にはいないなー。
貴瑚は気の毒な境遇だけど、助けてくれる人が周囲に次々と現れる。
普通はこんなには助けてもらえない気がする。

貴瑚を救ってくれたアンさんには救いがなくて、かなりひどいと思う。
貴瑚はキナコと呼ばれていて、キナコとアンさん。
なんとなくいい感じがするのに、キナコは会社のヘンな男とつきあい、
おかしなことになってしまう。

映画化もされていて、いちおうバッドエンドではないものの、
実写で観たくないシーンもあるので、映画は観ないと思う。

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