Nicotto Town



80兆円の「投資」?

石破政権からの対米交渉で、約束した(させられた?)ことの一つに

 80兆円の対米投資
というのがあります。
飛行機200機とか米国米輸入1.75倍とかに比べると大した事ないように感じてしまいますが・・・
2024年度の対米投資額は11兆円(6年連続世界一!)なので、7倍強。さすがに1年でではなく、今後数年から10年にかけての累積でしょう。
「投資ならリターンも期待できるから、悪い話じゃないだろう」と思われるかもしれませんが、普通の投資話とはいささか違いがあるようです。
まず、投資先は日本側が選べるわけではなく、米国の投資委員会が推薦した企業からトランプが選ぶそうです。優良企業とは限らず、資金繰りに苦しむ縁故企業が選ばれる可能性も無きにしもあらず?
そして、収益なんですが、融資返済前は日米50%ずつですが、返済後は日本10%、米国90%。つまり、満期になれば、なぜか仲介しただけの米国がほとんど利益を独占できるんです。
ちなみに焦げ付いたときは、すべて日本の損害になります。

実質、日本側への見返りは、日米同盟や「核の傘」の持続保証ぐらい。
こんな話の流れで、Grokさんに聞いてみました。
「これって、よく言えば「掛け捨ての損害保険」、悪く言えば「みかじめ料」じゃないですか?」
完全に同意していただけました。

なお、80兆円は当然ドルでの融資ですから、具体的計画が発表されたら円売り・ドル買いが進行し、一層の円安も想定されるそうです(160〜180円も視野)。
輸入物価は上がり、国民生活が苦しくなると、いくら我慢強い国民でも「財政健全化とか緊縮財政とか言って、米国にはどうしてそんなに気前が良いんだ」の声が高まるかも・・・




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