速記記念日
- カテゴリ:勉強
- 2025/10/28 16:38:17
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【速記記念日】 そっききねんび Stenography Day
Anniversary of Stenography
☆「速記記念日」は、速記技術の普及と職業的意義を広めるとして、
速記技術の関係団体によって制定されました。
<概要>
〇速記記念日
@速記の日の由来と歴史
★速記の日が制定された背景
速記の日は、日本速記協会によって制定されました。
日本速記協会さんは、速記の普及と発展を目的としていて、
速記技能の検定の認定等を行っています。
東京都豊島区高田に事務局を置き、
速記に関する様々な活動を支えています。
速記の日の起源は、1882年(明治15年)に遡(さかのぼ)ります。
この年の今日、田鎖綱紀(たくさりこうき)さんが、
東京・日本橋で初めて速記講習会を開催しました。
田鎖鋼紀さんが考案した速記法は、
その速さから「電筆(でんぴつ)将軍」と称される程でした。
その後、1888年(明治22年)に講習会の7周年を記念し、
この日を「速記記念日」として制定しました。
これが「速記の日」の起源となっています。
□公益社団法人 日本速記協会 さん Japan Stenography Association
住所 :東京都豊島区高田3-10-11 KGビル4階
電話番号:03-6205-9701
公益社団法人・日本速記協会さんは、速記の普及発達とその利用分野の開発、
公正で正確な発言記録作成技術の普及に取り組んでいます。
◆目的
広く国民の書記能力を増進して、
記録事務の能率化を図る為、速記の普及発達とその利用分野の開発に務め、
合わせて速記技能者の技術水準及び、
社会的評価の向上に資する諸事業を行うとともに、
公正で正確な発言記録作成技術の普及に務め、
もって我が国文字文化の発展に寄与することです。
◇事業
1、速記技能審査基準に基づく実施並びに認定、登録、証明
2、議事記録事務及び議事運営事務に関する、
研修会の開催並びに会議録作成に関する講習会の実施
3、「みんなの速記」をはじめとした、速記の普及活動並びに相談業務
4、速記教育や記録事務、技術評価、その他の速記に関する、
調査開発研究及び速記関係書籍や文献等の収集、保存
5、速記の競技会等の開催
6、会員活動に対する支援
7、発言記録作成に資する書籍及び関係出版物の刊行
8、「日本の速記」の刊行
その他、この公益法人・日本速記協会さんの目的を達成する為に、
必要な事業を行っています。
◆アクセス
・西武新宿線「高田馬場駅」より徒歩約3分
・東京メトロ東西線「高田馬場駅」4番出口より徒歩約3分
・JR山手線「高田馬場駅」早稲田口より徒歩約3分
□電筆将軍
この称号は、
日本の速記術の創始者である田鎖綱紀さんに対して、
伊藤博文(いとうひろぶみ)さんが贈ったものです。
*伊藤博文さん・・・日本の内閣総理大臣(1885年~)で、
日本に内閣制度を導入しまして、
近代的な行政体型を整備しました。
田鎖綱紀さんは、
1882年に日本語の速記法「日本傍聴筆記法」を発表しまして、
速記の普及に大きく貢献しました。
その功績を称えて「電筆将軍」という異名が与えられました。
◆「電筆将軍」の意味と背景
△電筆
電光石火(でんこうせっか)のように素早く筆記する技術、
つまり、速記を象徴する言葉です。
▲将軍
その分野で卓越した人物に対する敬称です。
ここでは「速記の第一人者」という意味合いがあります。
このように「電筆将軍」は、
速記の達人としての威厳と尊敬を込めた称号です。
田鎖綱紀さんは、この呼び名を終生愛用していたと伝えられています。
□田鎖綱紀 さん
◆基本情報
△生没年
1854年10月6日(安政元年)~1938年5月3日(昭和13年)
▲出身地
陸奥国盛岡(現:岩手県盛岡市)
△別名
源綱紀(みなもとつなのり)さん、八十吉「やそきち(幼名)さん
◆主な功績
△日本語速記術の創始者
アメリカ人技師のカーライルさん使用していた、
グラハム式速記に触発されまして、
日本語に適した速記法を独自に開発しました。
▼グラハム式速記
19世紀のアメリカで広く使用された英語の速記法で、
アメリカ人技師のカーライルさんが日本で使用していたことで、
日本の速記術誕生に影響を与えました。
田鎖綱紀さんが日本語速記術を開発するきっかけとなったのが、
明治5年(1872年)に秋田の大葛(おおくぞ)金山で、
アメリカ人技師のロバート・Gカイル博士の下で働いた経験です。
カーライルさんは、
母国との通信にグラハム式速記(Graham shorthand)を使用し、
田鎖綱紀さんはその技術に強く興味を持ちました。
●大葛金山
秋田県大館市にあった鉱山です。
場所は秋田県道22号比内大葛鹿角(ひないおおくぞかづの)沿いに、
大葛温泉を経て、3kmで鉱山事務所跡に達します。
●グラハム式速記の特徴
・発音ベースの速記法:英語の音声を記号で素早く記録する方式。
・曲線と直線の、 :記号は音の種類に応じて形が異なりまして、
組み合わせ 流れるような筆記が可能。
・ピットマン式の :グラハム式は、当時主流だった、
改良版 ピットマン式速記を簡略化・改良したもの。
問題 速記や速記法についてですが、
次の文章の???に入る言葉を教えてください。
〇速記
言葉を簡単な符号にして記録する方法です。
特に???や法廷での発言を記録する為に用いられまして、
ジャーナリズムや出版等の分野でも活用されています。
〇速記法
この技術の知識体系のことでありまして、
速記術はその技術を運用する方法を指します。
速記者は、実際にこの技術を運用する者のことです。
1、議会
2、裁判外の調停や会議
3、新聞記者による取材
ヒント・・・〇逐語(ちくご)記録
速記を使用した???や法廷での発言とは、
発言者の言葉を一語一句漏らさず記録する「逐語記録」のことで、
議事録や裁判記録の正確性を保つために不可欠な技術です。
@???での速記の役割
???では国会(衆議院・参議院)や地方議会等で行われる、
審議応答の内容を速記者が記録します。
お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。




























