重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/10/21 19:40:42
【アルテミスS】直線の長いコースで行われる2歳重賞らしくテンの3F35~6秒で中盤2F24~5秒、上がり3Fは34秒を切るくらいになるのがデフォルト。普通に強い馬や決め手のある馬が上位に来るレースではあるけど、例年はBコース替わり週に行われてることもあってか内や前で立ち回った馬が穴をあけるのが1つのパターン。ただ今年からはAコース4週目やから内前の優位性は薄れてより決め手が求められるかもしれんね。血統では普通に主流血統が強い印象。
マルガは新馬戦はレコードとはいえ今年の函館はかなりの高速馬場で勝ち時計は同日の3歳未勝利戦より0秒8遅かったことを考えれば多少割引いて考える必要はありそう。ただまぁ、この時下した相手は3頭勝ち上がってるしここでも能力は上位かな。それより気になるのはその内容で、ずっとハロン12秒程度を刻み続けて逃げ切り。これやとどうしても緩急のある流れや速い上がりに対応出来る決め手があるか懐疑的にはなるよなと。血統的に気難しい面はあるはずやから逃げられへんかった時にどうなるかもわからん。姉ソダシも上がり特化になったアルテミスSは勝ったけどパフォーマンスは低調である程度速い流れを追走した方が良いタイプやったしね。フィロステファニは新馬戦ドスローの展開を中団やや後方から上がり32秒6の脚を使っての差し切り。勝ち時計自体はペースもあって遅いしペースが上がっても対応出来るかは未知やけど半兄ソールオリエンスやヴァンドギャルドは速い上がりを苦手としてたことを考えればもう少し流れた方が良さそうなイメージは湧く。まぁ、将来的に中距離馬になって行きそうではあるからハイペースのマイル戦を追走させたりしたら良くないとは思うけどそんなレースにはならへんやろうしね。モンローウォークは新馬戦の勝ち時計は水準やや上くらいはあるし余力も充分。とはいえ1番枠から最短距離での逃げ切りで下した相手も上位馬は軒並み次走で着順を落としてるあたりメンバーレベルに恵まれた感はあるし、これも逃げずに競馬が出来るかは全くの未知。タイセイボーグはダリア賞はスローの展開を出遅れて差し損ね。新潟2歳Sは3番手以下は全馬騎乗ミスの中、中団から内目を差して来て2着。大物感はないけど新馬戦では速めの流れも経験してるしキャリアの浅い馬が殆どの中で経験値は上。ルーチェフィオーレは勝った未勝利戦の時計は速く思えるけど当日の中山は超のつく高速馬場でどこまで価値があるか。一族の中山巧者が多いワンフォーローズの牝系で府中替わりもどうか。穴っぽいところではバースデイフライト。新馬戦はドスローの展開を出遅れて後方から差して3着。勝ち馬は後に新潟2歳S2着で2着馬もその後連勝。未勝利戦も出遅れてスローの展開やったけどラスト12.1のところで差し切った。ラスト3~2Fの11.2の部分では目立たんかったから持続力型。決め手が問われてどうかも勝ち時計はまずまずやしスタートが決まれば。