重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/10/15 19:42:20
【富士S】GⅡ昇格後は出走馬のレベルも上がってすっかりマイルCSの前哨戦として定着。大体前後半ミドルで癖のない展開になることが多いし元々フェアなコースでもあるからね。決め手も活かしやすいし強い馬が普通に好走する印象。血統もディープやキングマンボら主流血統が目立つ。
ジャンタルマンタルは前走安田記念はやや展開利があったとはいえ半年ぶりのレースで完勝したように能力は高い。やや掛かる面はあるけど操縦性は高そうで仕掛けられてからの反応の早さも抜群でコースや馬場、展開の対応幅も広い。ここも前に行きそうな馬は少なめで大崩れはなさそうではあるけど、目標が先なのは間違いないし斤量59キロとなるとギアチェンジ面への影響も否定でけへんからね。ソウルラッシュは元々道悪やハイペースの消耗戦といった上がりの掛かるレースでは強かったけど去年の安田記念では自身最速の上がりを使って3着。そこからマイルCS完勝、ドバイTでロマンチックウォリアー撃破と7歳にしてピークといった感じ。ただ毎年レースの上がりが33秒台になる安田記念より34秒台のマイルCSの方が着順が良いし、富士Sでも勝ち切れてへんように本質的には高速府中マイルは向いてへんのは間違いない。この馬も斤量は59キロで目標は先。展開もスローになりそうで差し損ねそうなイメージは湧く。マジックサンズは前走NHKマイルCはスプリント戦並みのハイペースになったことで展開は向いたし直線内が開いたのもラッキーでややハマった感も。ただホープフルSは中間調整が微妙でレースでも外枠から掛かったし、皐月賞は骨折明けと底を見せてへんのも確か。そういう意味では今回が試金石になるんかな。バレークイーン牝系で上がりが速くなりすぎるよりは体力が問われた方が良いイメージなだけに展開も鍵。ガイアフォースは大跳びでギアチェンジが苦手な不器用馬で大箱ワンターン+高速馬場はベスト条件。クロフネの血で冬場硬くなるからこの時期も良い。3年連続出走の安田記念ではソウルラッシュに0秒6差先着、0秒2差遅れ、0秒1差先着とやや優勢。今回斤量2キロ貰いなら数字上では先着の可能性は充分。ただこれもスローすぎるとあんまり良くないタイプ。テン乗りもちょっと気になる。穴っぽいところではこれもクロフネの影響で暖かい時期の方が良いジュンブロッサム。去年は1キロ貰いとはいえソウルラッシュに勝ち切ってるし大箱ワンターン+高速馬場はベスト条件。あとは有力馬の多くが差し追い込みで逃げ先行馬が手薄なことを考えれば前走に続いて展開利があるかもしれんシンフォーエバー、前走安田記念出遅れながら6着のシャンパンカラーあたりを挙げときます。