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グリーンパパイヤ

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【グリーンパパイヤ】 Carica papaya L.

            Green Papaya

☆グリーンパパイヤは、
 パパイヤ科パパイヤ属に分類されるパパイヤの未熟果物です。

<概要>

〇グリーンパパイヤ

@一般的な黄色いパパイヤの未熟果

 パパイヤは熱帯アメリカの原産とされる、
 パパイヤ科パパイヤ属の常緑樹になる果実で、
 「乳瓜(ちちうり)」又は「木瓜(もっか)」とも呼ばれ、
 世界中の熱帯及び亜熱帯で広く栽培されていて、
 国内でも沖縄や鹿児島等を中心に作られています。

 パパイヤの木は雌雄異株(しゆういかぶ)で、
 通常は両方を植えて受粉させる必要がありますが、
 両性花と呼ばれる、自家受粉する花を付けることもあります。

 又、雌株だけでも単為結果することが多いです。

 グリーンパパイヤと呼ばれているものは、
 グリーンパパイヤ専用に品種改良されたものもありますが、
 元々はそういう品種という訳ではなく、一般に果物として食されている、
 熟した黄色いパパイヤが緑色の未熟な状態で収穫されたものです。
 
 これらのグリーンパパイヤは果物でありますが、
 野菜のような食べ方をしますので、調理用パパイヤとも呼ばれています。

 ★パパイヤの歴史

  地球上で最も紫外線があたる時間の長い、赤道付近のジャングルで、
  パパイヤが強力な繁殖力で成長を続けてこられたのは、
  酵素や多糖類や希有(きゆう)元素等を含む、
  生理活性物質等を蓄えられるようになっているからです。

  その力によって、パパイヤは古来より、
  健康を取り戻す魔法の木の実「メディカルフルーツ」と呼ばれています。

  □ジュラ紀

  パパイヤは中南米原産のパパイヤ科の果実です。

  その発生は現在から約2億年前に始まり、
  約1億4千万年前まで続いたジュラ紀まで遡(さかのぼ)り、確認出来ます。

  ブラキオサウルスやディプロドクスも、
  パパイヤを食していた可能性があります。

  ■古代マヤ文明
  
  メキシコのユカタン半島に、
  マヤの人々が残した数万以上に及ぶ古代遺跡群のチチェン・イツァ周辺には、
  食用・薬用植物が群生しています。

  天文学と同様に医療技術がとても発達していたといわれるマヤの人々は、
  薬用となる植物を都市周辺に栽培し、
  食料や薬用に使用していたとされています。

  ◇チチェン・イツァと植物利用の背景

   チチェン・イツァは、ユカタン半島にあるマヤ文明の代表的な遺跡で、
   後古典期(約800~1200年)に栄えた都市です。

   ▲主な食用・薬用植物の例
   
    ▽パパイヤ(Carica papaya)

     ・消化酵素パパインを含み、胃腸の不調や傷の治療に使用されました。
     
      *パパイン・・・消化酵素として、
              非常に有用なタンパク質分解酵素です。

              パパインはタンパク質を、
              ペプチドやアミノ酸に分解する働きがあり、
              消化を助ける効果があります。

              又、パパインは熱に強く、
              加工食品にも使いやすいのが特徴です。

              さらにパパインは、
              抗酸化成分も多く含まれていて、
              美容成分としても利用されています。

              パパイヤは紫外線を浴びて育つ為、
              ビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維等、
              天然の栄養が豊富です。

     ・果実は食用、葉や種子も薬用に利用されました。

    ▼トウモロコシ(Zea mays)

     ・マヤ文明の主食であり、神話にも登場する神聖な作物です。

     ・粉にして、トルティーヤや飲料に加工しました。


    ▽カカオ(Theobroma cacao)

     ・儀式用の飲料「ショコラトル」に使用されました。

     ・薬用とも利用されまして、
      滋養強壮や疲労回復に効果があるとされました。

    ▼チリ(Capsicum spp.)
 
     ・料理の調味料としてだけではなく、
      痛み止めや防腐剤としても使用されました。

    ▽アロエ(Aloe vera)

     ・火傷(やけど)や皮膚病の治療に使用されました。

    ▼ユカ(Maninot esculenta)

     ・根茎を食用に、毒抜き処理を施して主食として使用されました。

   △植物とマヤの医療文化

    マヤ人は都市周辺に薬草園(植物園)を設けまして、
    医療用植物を体系的に育てていたと考えられています。

    チチェン・イツァのような大都市では、
    医師(アハ・ナン)が植物を用いて治療を行いまして、
    天文学と連動した農耕暦に基づいて栽培管理が行われていました。

   こうした植物の知識は、
   現代のメキシコや中南米の伝統医療にも受け継がれています。

  ■16世紀の大航海時代

  ポルトガルの探検家、
  バスコ・ダ・ガマさん(コロンブスさんという説も)隊の船員の一人が、
  胃痙攣(いけいれん)で倒れた際、
  原住民に差し出されたパパイヤを食すや否や、
  忽(たちま)ち治ったといわれています。

  これに驚き、その種を本国に持ち帰りまして、
  その後、航海の拠点となる熱帯地域の島々に広まったといわれています。

  それ以降、グリーンパパイヤは、
  過酷な航海を続ける船乗り達の壊血(かいけつ)病予防、
  消化改善等に役立つ、大切な栄養源として重宝されたといわれています。

  □キリスト教布教時代~インディオ交易時代

  航海士達によってスペイン領のマジョルカ島に植えられたパパイヤは、
  ヨーロッパの各地に広まりました。

  やがてキリスト教の布教活動を行っていた宣教師達によって、
  アフリカやアジアの地に持ち込まれたともいわれています。

  チリ山中にもパパイヤの群生が見られまして、
  インディオ達に食用とされています。

  暑い地方のの市場では魚や肉、衣類等との交易商品ともなって、
  どんどん広まりました。

  現在もチリでは、パパイヤは海岸近くから山岳高地まで広く分布しています。

問題 グリーンパパイヤの特徴についてですが、
   次の文章の〇に入る色名を教えてください。

   果肉は〇く、緻密で、切ると「乳瓜」という別名の所似となっている、
   〇い乳液状の果汁が滲(にじ)み出てきます。

   この乳液にはタンパク質分解酵素が沢山含まれていまして、
   肌が弱い方はかぶれたりすることもありますので、
   ビニール手袋を嵌(は)める等、注意が必要です。

   この乳液は切った後、しばらくすると蝋状に白く半固形になります。

1、白

2、黒

3、赤

ヒント・・・〇〇

      〇い果肉は、果物ではなく「野菜として使える未熟果」の意味です。

お分かりの方は数字もしくは〇に入る色名をよろしくお願いします。
   

     





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