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ゲンノショウコ

ニコットおみくじ(2025-10-13の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州と四国は大体晴れ。

本州は曇りや雨。
伊豆諸島は午前に大荒れ。
北海道は徐々に晴れる。
沖縄は晴れ。
気温は平年並みか高い。

【ゲンノショウコ】 現の証拠 現証拠 Geranium thunbergii

                    Thunberg's geranium

                    Geranium herb

☆フウロソウ科フウロソウ属の多年草です。

<概要>

〇ゲンノショウコ

ゲンノショウコは、古くから効能が認められている薬草です。
その効能の高さからイシャイラズ等の名前をもちます。

@基本情報

 園芸部類 :山野草

 形態   :多年草

 樹高・草丈:30~50cm

 花の色  :白色、ピンク色

 耐寒性  :強い

 耐暑性  :強い

 特性・用途:薬草、食用

 栽培の可否:可

@名前の由来

 ゲンノショウコの名前は、
 薬草としての効果が忽(たちま)ち表れることに由来します。

 ゲンノショウコは日本の三大薬草の一つで、
 古くから民間薬として下痢止めや胃腸の不調に使用されてきました。

 漢字で表しますと「現之証拠」となり、
 煎じて飲みますと「現の証拠」を実感出来るといわれています。

 *現の証拠・・・この通り効く証拠

@別名

 ★玄草(げんそう)

  ゲンノショウコは別名「玄草」という名前で流通されています。

 ☆ロウソクソウ

  果実の形が蝋燭(ろうそく)に似ている為です。

 ★ミコシグサ

  種子が飛び散った後の形を神輿に見立てたことからです。

 ☆ネコアシ

  葉の形が猫の足に似ている為です。

 ★ウメズル

  花と茎の姿から「ウメズル(梅蔓)」です。

 ☆効果を表した別名

  ■イシャイラズ

  その優れた薬効から「イシャイラズ(医者いらず)」等、
  地域によって、多くの別名があります。

  □イシャゴロシ

  その他、こうした別名もあります。

  ■タチマチグサ

  その効果が直ぐに表れる為「タチマチグサ(たちまちぐさ)」、
  そして「テキメンソウ(覿面草)」等の別名もあります。

  これら等、それぞれゲンノショウコの効き目が表される別名です。

@花言葉

 ゲンノショウコの花言葉は「心の強さ」です。

 ゲンノショウコの薬効で体の健康が得られ、
 心の強さにつながるということです。

 いざという時に頼りになる、ゲンノショウコの薬効が花言葉にも表れています。

@見間違いやすい植物

 ☆トリカブトとの違いと見分け方

  ゲンノショウコの若葉は毒草であるトリカブトの若葉とそっくりですので、
  採取される際には注意が必要です。
  
  ■見分け方

  ゲンノショウコの若葉の赤い斑点です。

  トリカブトの葉には斑点はみられません。

  根の形状はゲンノショウコは細い根のみで、
  トリカブトには塊根「かいこん(芋状の)」をもちますので見分けられます。

 ☆ウマノアシガタとの違いと見分け方

  ゲンノショウコによく似た、
  ウマノアシガタも毒草ですので、採取時は注意が必要です。

  ウマノアシガタとの見分け方は、前述の通り、若葉の赤い斑点の有無です。

  ゲンノショウコの葉は、
  裏側の葉脈が浮き出ていることも見分け方のポイントですので、
  葉の裏をしっかりと観察します。

@特徴

 ★日本三大薬草

  ゲンノショウコは古くからセンブリとドクダミと並び、
  日本の三大薬草の一つに数えられています。

  特に下痢止めとしての薬効が有名で、
  江戸時代から民間薬として用いられてきたと記録されています。

  現在でも市販薬の下痢止めにゲンノショウコが配合されるものがあります。

  □生薬名:ゲンノショウコ

  整腸、止瀉薬(ししゃやく)として用いられます。

  *止瀉薬・・・下痢止めの薬のこと

  江戸時代の大和本草に記載されていまして、
  日本では古くから止瀉薬として民間療法に用いられてきましたが、
  長時間煎じますとタンニン類が抽出され、
  下痢止めに効きますが、短時間だと緩下剤になります。
 
  効果が直ぐに現れるので、現の証拠と名付けられました。

  粉末は灰緑色から灰黄褐色で僅かに臭いがありまして、味は渋いです。

  成分はゲラニイン(タンニン)等です。

  ■本草和名

  ◇花
  
   西日本に多い赤花と東日本に多い白花がありまして、
   2つとも同じ種ですが、薬用には白花が好まれています。

   土用から真夏にかけて採取しまして、
   泥を洗い落とした後、陰干しをして調整をします。

   徳島県、鳥取県、長崎県、長野県等の各県で栽培及び野生品を産出し、
   又、韓国や中国からも輸入されますが、中には同属の別種もあります。

   葉が互生(ごせい)して葉身が深裂するものは性状の項に適さないので、
   輸入時には注意が必要です。

   又、素人が野生品を採集する際ですが、花の付いているものでないと、
   キンポウゲ科植物の幼苗と間違えやすいので注意が必要です。

   ▲タンニンの量

    葉に約20%、全草に約5%含みまして、
    葉中のタンニン含量は12~2月が最も少なく、
    その後、6月にかけて徐々に増加し、6~8月が最も多くなります。

    タンニンには収斂(しゅうれん)作用のあるものが多く、
    ゲンノショウコが下痢に用いられまして、
    又、採集が土用から真夏にかけて行われるというのも納得です。

  ◇本草和名

   薬草ゲンノショウコの起源は定かではありませんが、
   わが国最古の本草書である「本草和名(918年)」に、
   「牛扁、蘇敬注云治牛病故名牛扁、一名扁毒、己上二名出蘇敬注、
   和名太知末知久佐」と、「牛扁」に、
   「タチマチクサ」の名が充てられていますが、
   一般にこれがゲンノショウコの起源とされています。

@効果・効能

 ・下痢止め          ・便秘解消

 ・健胃・整腸作用       ・かぶれの改善

 ・冷え性の改善

 ゲンノショウコは入浴剤として利用しますと、
 冷え性や女性ホルモンの変化によって起こる、
 月経や妊娠、更年期等の身体的、精神的な症状に効果が期待できます。

 しぶり腹等、体を温めたい症状にも、
 ゲンノショウコは薬湯として、効果があるとして用いられます。

問題 ある都道府県の箕面(みのお)の谷には、
   ゲンノショウコが自生しています。

   このゲンノショウコが自生している、都道府県名を教えてください。

1、京都府

2、和歌山県

3、大阪府

ヒント・・・〇箕面山(みのおやま)

      ・標高  :355m

      ・所在地 :???箕面市

      ・山系  :北摂(ほくせつ)山系

      ・公園指定:明治の森箕面国定公園に含まれます

      ・自然環境:ニホンザル、野鳥、昆虫、
            両生類等が生息する自然豊かな山です。

      @箕面山の花

       ゲンノショウコの花には赤花と白花がありまして、
       北へ行く程、白花が多くなりますが、
       箕面山のゲンノショウコの花は赤花ばかりです。

      @箕面大滝

       落差33mで、日本の滝百選に選ばれています。

お分かりの方は数字もしくはゲンノショウコが自生している、
箕面の谷がある、都道府県名をよろしくお願いします。

  





 



  

  

 

 



 

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