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セロリアック

ニコットおみくじ(2025-10-02の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州から関東、北陸は高気圧に覆われ、概ね晴れる。

北日本は晴れ間があるが、所々で雷雨も。
沖縄は雨のち晴れ。
気温は平年より高い。

【セロリアック】 Apium graveolens var.rapaceum

          Celeriac

          Celery root

          Turnip-root
         
          Knob celery

          celeri-rave

☆セロリアックはセリ科オランダミツバ属の植物で、セロリの変種です。

<概要>

〇セロリアック

セロリアックは和名でカブラミツバ又は根セロリと呼ばれるもので、
地中海沿岸が原産ではないかとされるセリ科オランダミツバ属の植物です。

セロリの変種とされていますが、セロリは葉や葉柄を食用にするのに対し、
セロリアックは肥大した根茎を食用とします。

ヨーロッパでは古くから親しまれてきた身近な野菜の一つで、
スーパー等でも手頃な価格で山積みされているようです。
日本では輸入されたものが中心で価格が非常に高く、
フランス料理店等、一部の飲食店で使用される程度で、
一般的にはまだまだ知られていない食材です。

フランスではセロリラブ(celeri-rave)と呼ばれています。

@原産地の詳細

 ★地中海盆地が原産

  地中海盆地が原産地とされていて、
  現在でもこの地域から北ヨーロッパにかけて自生しています。

  □地中海盆地(Mediterranean Basin)
  
  地中海を中心に広がる地域で、
  ヨーロッパ、アジア、アフリカの3大陸に跨っています。

  ◆地理と気候

   △地中海性気候

    冬は温暖で雨が多く、夏は暑く乾燥しています。

   ▲地形

    ピレネー山脈やアルプス山脈、アトラス山脈等が盆地を囲み、
    地中海性気候を形成しています。

  ◇生態系と植生

   ▲地中海性森林

    硬葉樹林や灌木(かんぼく)が多く、乾燥に強い植物が優占しています。

   △代表的な植物

    オリーブ、ブドウ、イチジクや柑橘類等が栽培され、農業が盛んです。

  ◆歴史的背景
  
   △古代

    ネアンデルタール人やクロマニョン人が移住し、
    農業の発展とともに文明が栄えました。

   ▲重要な変動

    メッシニアン塩分危機等、地質学的にも重要な変動がありました。

    ▽メッシニアン塩分危機(Messinian salinity crisis)
 
     地中海が干上がったのは約600万年前から約530万年前です。

     人類の進化上、ヒト亜属とチンパンジー亜属が、分岐した頃の話です。

     地中海は蒸発岩が形成される3つの条件をほぼ充たしています。

     地図で見ると分かるように、
     大西洋と地中海をつなぐジブラルタル海峡は非常に狭く、
     外洋との接続は限られています。

     大規模な河川はナイル川だけで、外洋との接続は限られ、
     乾燥した地中海式気候です。

     ただし、現在のジブラルタル海峡は狭いとはいえ、
     水深や約900mもあります。

     その為、表層水のみならず、中層水まで水のやり取りがあります。

     約600万年前から約530万年前の間、
     このただでさえ狭いジブラルタル海峡が閉ざされました。

     巨大な蒸発皿と化した地中海は干上がりまして、
     蒸発岩を堆積させました。

     しかも、一度きりの海峡閉鎖と干上がりだけではなく、
     ジブラルタル海峡は時々決壊して、
     大量の大西洋の海水を流入させました。

     結果として、地中海を満杯にしたうえで蒸発というのを、
     30回繰り返した量に相当する蒸発岩が堆積し続けました。

     地球全体の海の体積と比較しまして、地中海はちっぽけなものですが、
     流石に地中海30杯分もの塩分を集めると、
     他の大洋も影響を受けます。

     この時代、大洋の海水塩分濃度は3、5%から、
     3、3%へと低下しました。
 
     そして、この大事件は、これが起こった地質時代名が冠されまして、
     「メッシニアン塩分危機」という名称が付けられています。

  ■分布

  セロリの祖先系は温帯ヨーロッパから西アジア、
  インド北部等に広く分布していまして、
  そこからセロリアックが派生したと考えられています。

  □栽培・普及

  ヨーロッパでは17世紀頃から栽培されるようになりまして、
  特にフランスやベルギー、オランダ等で広く普及しました。

  ■現在

  北アフリカ、シベリア、東南アジアや北アメリカ等でも栽培されていまして、
  品種によっては地域ごとの適応も見られます。

@特徴

 通常、セロリアックは葉の部分と髭根を切り落とした、
 直径約10~15cmの丸い根茎部分だけの状態で流通しています。

 断面を見ると分かりますが、 
 表皮の中はカブのように中心まで白い果肉が詰まっています。

 ☆味

  セロリと似ていますが、
  香りや優しく、セロリが苦手な方でも食しやすいです。

  生のままでも食すことが出来まして、
  澱粉(でんぷん)を少し含んでいますので、
  茹でてマッシュポテトのように裏濾(うらご)しをして食します。

  セロリと似た味と香りですが、
  見かけの悪さに反比例して、セロリよりも繊細な味わいです。

@収穫時期と旬

 収穫時期は気候等の環境によって異なりまして、
 ヨーロッパでは冬から夏にかけて旬を迎えます

 輸入されているものは冬はヨーロッパ、
 夏から秋はオーストラリアやニュージーランドから輸入されまして、
 通年出回っています。

 国内では秋に北海道産、
 冬から初夏にかけては、本州各地で収穫されています。

@料理

 ★セロリアックとサツマイモのポタージュ

  セロリアックとサツマイモを茹でてミキサーにかけたスープは、
  ねっとりとしてお腹にたまる一品です。

 ☆セロリアックとニンジンの洋風サラダ

  セロリアックやニンジンを角切りにして混ぜ合わせますと、
  洋風サラダの完成です。

  マヨネーズやドレッシング等、お好みの味付けで召し上がることも出来ます。
 
問題 セロリアックの栄養・効能についてですが、
   次の文章の???に入る言葉を教えてください。

   セロリアックは低カロリー摂取、ミネラル豊富、???で、
   100gあたり僅(わず)か18~40kcalですので、
   この塊茎(かいけい)は低カロリーダイエットや体重管理、
   糖尿病食にも向いています。

   又、約80%の水分が含まれている為、水分補給と満腹感を促進します。

1、高繊維

2、ビタミンDが豊富

3、ビタミンAが豊富

ヒント・・・〇???の理由

      ・根茎としての構造

      ・不溶性食物〇〇が主成分

      ・水分が多く、低澱粉

      ・葉や茎も〇〇質

      セロリアックは便秘改善や血糖値の安定、心血管疾病予防等、
      健康面でも多くのメリットがある野菜として注目されています。

お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。
 

     



     


  

  




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