ヤクシソウ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2025/09/30 16:45:29
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こんにちは!高気圧の影響で全国的に晴れる。
午後には近畿や東海、関東甲信でにわか雨の地域も。
沖縄は晴れ。
最高気温は平年並みか高い。
【ヤクシソウ】 薬師草 Youngia denticulata
Youngia denticulata
Crepidiastrum denticulatum
☆ヤクシソウはキク科オニタビラコ属の二年草で、
主に陽当たりの良い山野に自生しまして、秋に鮮やかな黄色い花を咲かせます。
<概要>
〇ヤクシソウ
ヤクシソウは、陽当たりの良い丘陵ややや乾いた場所に生えます。
@茎
無毛でよく分子しまして、高さは30~120cmです。
@根生葉(こんせいよう)
根生葉は普通匙形(さじがた)で柄がありますが、開花時には枯れます。
根生葉は、植物の根元から直接生じる葉で、
地面に密着して広がる特徴があります。
★定義と特徴
根生葉は、植物の根元に密集して生える葉のことを指します。
これらの葉は茎からではなく、根のすぐ上から直接生じる為、
地面に張り付くように見えます。
根出葉は一般的に幅が広く、葉脈が放射状に広がっているのが特徴です。
又、根出葉は基部が肥厚(ひあつ)していることが多く、
しばしば根に類似した構造を持つ場合があります。
☆役割
根出葉は、主に光合成の場としての役割を果たします。
地面近くに位置する為、
接触面積が大きく、効率的に光を受け取ることが出来ます。
又、根出葉は土壌の水分保持や温度安定にも寄与しまして、
雑草の抑制にも役立ちます。
★代表的な植物
根出葉は、蒲公英(たんぽぽ)や菫(すみれ)、
ホウレンソウ等の植物に見られます。
特に蒲公英は地面に広がるように葉を展開しまして、
冬を越す為に、ロゼット状の形態をとります。
□ロゼット(rosette)
ロゼット状とは植物の葉が放射状に広がりまして、
薔薇(ばら)の花弁のような形状を形成することを指します。
◆ロゼットの定義
植物の葉が地面に近い位置で放射状に広がる形態を指します。
この形状は、特に冬越しをする多年草や越年草に見られます。
ロゼット状の葉は根出葉とも呼ばれまして、
葉が地面に密着して広がることで、
寒さから芽を守りまして、早春に成長を促進します。
◇ロゼット状の植物の特徴
▲形状
ロゼット状の植物は短い茎から葉が水平に出て、
扁平(へんぺい)な薔薇の花冠(かかん)のような外観を持ちます。
△生育環境
ロゼット葉を持つ植物は厳しい環境でも生育出来ることが多く、
例えば河原や砂丘、アスファルトの隙間等で見られます。
▲適応
ロゼット状の形態は他の植物との競争を避けまして、
光を効率的に取り入れる為の適応とされています。
△第業的なロゼット状の植物
▼蒲公英
冬越しの間、ロゼット状の葉を展開しまして、春に成長します。
▽オオバコ 大葉子 大葉子草
学術的な名称では「車前草(しゃぜんそう)」という、
「車前草(しゃぜんそう)」という漢方名も使用されます。
これはオオバコの一種である、
「セイヨウオオバコ(Plantago major)に由来する呼び方です。
オオバコは一年中ロゼットの形を保つことが出来る植物です。
▼ヒマラヤユキノシタ
高山に生息しまして、ロゼット状の葉を持つ大型植物です。
ロゼット状の形態は、
植物が厳しい環境に適応する為の重要な戦略でありまして、
様々な植物に見られる特徴です。
ロゼット状の植物は特に冬の寒さから身を守りまして、
春に向けて成長を続けるための効果的な方法を持っています。
@茎葉
長楕円形で株は次第に狭くなりますが、
基部で再び広がりまして、丸い耳状となって茎を抱きます。
@花
秋に分枝した枝先に多数の頭花(とうか)を付けます。
☆頭花
径1、5cmで上向きに咲きまして、花後に花柄が曲がって下を向きます。
★総苞(そうほう)
長さは7mmで、下部は膨れて堅くなります。
@痩果(そうか)
黒褐色で長さは3、5mmで、冠毛(かんもう)は純白色です。
@近縁種
葉が羽状に切れ込むものはハナヤクシソウ(f.pinnatipartita)とされ、
ヤクシソウと混生することも多いです。
ナガバヤクシソウ(Y.yoshinoi)は、
中国山地の石灰岩上に生育しまして、葉には柄がありまして、茎は抱きません。
@分布
・北海道 ・本州
・四国 ・九州
・朝鮮半島 ・中国
・ベトナム
@生活環境
・陽当たりの良い丘陵から山地の道端
・崖地
・林緑等の乾いた場所
@花期
8~11月
@開花中のヤクシソウ
花は分枝した枝の先に散房(さんぼう)状に多数付きまして、
上を向いて咲きます。
@頭花
小花は全て舌状花(ぜつじょうか)で、
花弁の先は5~6裂していることが多いです。
@花後の頭花と集合花
花後、頭花の柄は曲がりながら下を向きます。
集合花葉多数の痩果からなりまして、
痩果の頂端(ちょうたん)には純白の冠毛があります。
@痩果
痩果は熟したものと不稔(ふねん)のものが混じっていることが多いです。
細い白色のものは不稔の痩果です。
熟した痩果は黒褐色で、表面に隆条(りゅうじょう)があります。
☆隆条
茎や葉等の表面に見られる縦方向の盛り上がった筋状の構造を指します。
特にトクサ科の植物(例:スギナやイヌドクサ)において見られる特徴です。
■隆条の特徴と役割
◇外見
茎の表面に沿って走る、数本の盛り上がった線状の突起です。
◆数
植物によって異なりまして、
例えばイヌドクサでは、茎に8~24本の隆条があるとされています。
◇機能
主に構造的な強度を高める役割があり、植物が直立するのを助けます。
又、種によっては水分の保持や通気にも関与することがあります。
問題 ヤクシソウが自生する場所として、小野市溜池土堤があります。
小野市がある、都道府県名を教えてください。
〇小野市の溜池土堤
農業用ため池の堤防部分を指しまして、
地域の農業や生態系にとって重要な役割を果たしています。
小野市の溜池土堤では、
イヌハギという準絶滅危惧種が確認されています。
1、京都府
2、大阪府
3、兵庫県
ヒント・・・〇小野市
東播磨のほぼ中心に位置しまして、
県内最大の加古川の下流域にありまして、
豊かな自然と瀬戸内式の暖かな気候に恵まれまして、
一年を通じて四季折々の花々や大自然が、
私達の心を和ませてくれます。
@小野市がある、都道府県のため池
約21752箇所のため池があり、全国で最も多いです。
全国のため池の約151000箇所のうち、
約14%を占めています。
お分かりの方は数字もしくは小野市がある、都道府県名をよろしくお願いします。