あんぱん 感想(箇条書き方式)その1
- カテゴリ:日記
- 2025/09/23 01:07:20
※この記事は9月よりまとめ始めて2025年12月11日に完成。個人の感想ですが、箇条書きスタイルで書いており、ネット記事をもとに書いている箇所はあります。主に前半クールの内容です。また、全話視聴していません。
・朝田3姉妹のイメージは「のぶ・蘭子さん・メイコ」といった印象。のぶは良くも悪くも時代に沿って生きているイメージ。蘭子は知的さを感じて控えめだけど、自分の意見は言うイメージ。メイコは素直だけれどどこかちゃっかりした一面があるイメージ。
・作中よく聞いた土佐弁(もしくは高知の言葉)は「たまるかー」「たっすい(たっすいが)」「(男性の)にゃあ」だったと思う。その次が「こじゃんと」あたり。また、2025年の新語・流行語大賞にノミネートされているのは「ほいたらね」だけど、どちらかといえば話の終わりと作中で別れる際の挨拶の時にたまにあるくらいで、印象に残ったのは「たまるかー」かな。やっぱり。
・上記の「にゃあ」でよく聞いたのは前半クールは寛、後半クールは東海林。
・嵩は作中でのぶや同級生からよく「たっすいが(~のどアホ)」呼ばわりされていた。話が進むにつれて穏やかそうな印象はあるけれど、相手に対して時に意見する場面が出てきたり、時々悩んだりと作中で一番成長を感じるキャラクターだったと思う。(時々ポンコツな点はあるけど)
・嵩は他に東京高等芸術学校時代での当時ののぶとの比較から、未来を見て進んでいるイメージがあったこと。あとは漫画以外のところで仕事を得たところと小倉連隊所属時の様々なくだりから運に恵まれていたイメージもあったかな。
・作中前半クールの舞台のひとつは御免与駅。MVPに建物を含めていいのであれば、御免与駅こと「旧下小代駅」を挙げてもいいなーとは思う。作中でのぶと嵩の出会い・結太郎との別れ・戦地から帰ってきた嵩のシーンなど、雰囲気づくりに一役買ったのは間違いないので。
・第1週の時点で父・結太郎が亡くなるのは軽くショック。結太郎の帽子は終盤まで登場するけど、メタ的に突っ込むのであれば、「(お手入れしているんだろうけど)物持ちがいいなー」としか言えない。(※豪の服などにも言えますが)
・第2週の草吉と子供達がパン作りをしている様子はいわゆるというかほぼ「たのしいパン教室」のようなイメージで見ていた。
・のぶの走るシーンのうち、パン食い競争で走るくだりは朝から見ることを考えてもまあまあ気持ちが良いなとは感じた。
・草吉については、口が悪くてひねくれているけど、パン作りの腕は確かな人物として見ていた。作中では嵩や豪を励ます姿もあったけれど、ほとんどは周囲に対して茶々を入れていた印象。あと、45話で去った後、80話で朝田家に戻ってきているけれど、その後去った様子が描かれていない点についてはとても気になってしまった。(一種のおまけ回として見るべきかもしれない)
・上記の続きで草吉が蘭子と出会うのが114話。朝田家一同と再会するのがその次の115話。嵩本人とは125話。草吉はのぶよりは嵩と関わりがあったと感じたので、嵩とは再会できて良かった良かったと思った方。また、最終回手前の時点で少年(ちび嵩w)と会話の形で登場しているので、後半ではほぼファンタジーのようにも感じた。(←年齢がわからないので)
・千尋は全体を通して素朴さを感じるというか、高知で生まれてその地で育って生きた人のイメージ。また、千尋はオーディションでの選定とのことだけど、候補役の中に眞栄田郷敦さんがいたのが一番の驚き。(他には細田佳央太さん、高橋文哉さん、濱尾ノリタカさんが該当)
・ネット上でいうところの「豪ちゃん生存説」は少々否定的に考えていた方。終戦が1945年に対し、出征が1937年で生存するというのがまず難しい気がする。(作中で豪は1939年に戦死)それと仮に生き延びていたら横井庄一さんみたいだなーとも思ったけれど、個人的には何より戦死を聞いた時の釜次のシーンが台無しになりかねないなと思ったので。(※生存説はニュースーンの『あんぱん』プロデューサーの言及である種の終息になったようです)
・上記の続きになるが、「豪ちゃん生存説」うんぬんに関わらず、蘭子が何らかの形で救われてほしいと思ったのは本当。例えば豪がどこかで回想の形で登場するか、豪に関係する人物などによって蘭子が救われる形があるといいなーとは思っていた。(※特別編で豪は回想の形で登場。その時に健太郎に対して蘭子が思ったことを伝えるだけで救われる形ではないけど、個人的にはひとまずセーフ)
・女子師範学校が厳しいやりとりだったのに対して、東京高等芸術学校の様子を見ると、「戦前でもこういった開けた場所があったのかな?」と思ってしまった。(←戦前を舞台にしたほとんどのドラマで大変な思いをした人々をよく見てしまうので)
・作中前半の展開から健太郎とメイコが結婚までいかずとも、とてもいい関係になるのではないかと思っていた方。(戦前ののらくろのくだりまでの時点)それが元々の脚本は健太郎が蘭子と結ばれる予定だったというのが驚き。(←『あんぱん』終了前に知りました)
・次郎に関しては普通にいい人の印象。年上ということもあって、のぶが第三者呼びとはいえ「おじいちゃん(=釜次)」と呼ぶなど、どこかかしこまっていたように感じた。ただ、見合いの席で相手側から「生前の父親のことを知っている」となったら、家での父親しか知らない状態だとのぶではなくても「仕事での父親はどんな人だったのかなー、もっと知りたいなー」という気持ちになるかな。
・作中で良いシーンだと感じたのは「登美子と嵩達の別れのシーン(3話)」「蘭子と豪の下駄のシーン」「戦争時の嵩と千尋の最後の対話のシーン」かなー。(※これは後半クールを含めたうえで良いと思ったシーンでもあります)
その2へ続きます。
























