シカクマメ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/09/17 17:07:01
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こんにちは!九州から関東は晴れるが、午後は所々で雨。
北陸と北日本は局地的に激しい雨が降る。
東海や関東では猛暑日の所も。
沖縄は晴れ。
【シカクマメ】 四角豆 Psophocarpus tetragonolobus
Winged bean
haricot aile
☆マメ目マメ科シカクマメ属の多年草です。
<概要>
〇シカクマメ
@原産
シカクマメはマメ科シカクマメ属の草木になる実鞘(みさや)で、
熱帯アジア原産とされています。
★有力な原産地候補
□インド東部・アッサム地方
長い栽培の歴史があり、
インド・マレーシア起源説の根拠とされています。
■パプアニューギニア
遺伝子多様性が高く、起源地として注目されています。
□アフリカ(特に熱帯域)
同じ属の植物が9種分布していまして、
細胞学的・植物病理学的な証拠から、
アフリカ起源説が最も有力とされています。
◆同じ属の植物が9種
シカクマメ属(Psophocarpus)には全部で10種が知られていまして、
そのうち9種はアフリカにのみ分布しています。
△代表的なもの
学名 特徴 分布地域
Psophocarpus シカクマメに形態が非常に似ていて、 熱帯アフリカ
grandiflorus アフリカ起源説の根拠とされています。
Psophocarpus 湿地に生育する種で、 中部アフリカ
palustris シカクマメのシノニムとして、
扱われることもあります。
その他7種 詳細な分類は文献によって、 主に赤道付近の
異なりますが、 多湿地域
いずれもアフリカの熱帯域に、
分布しています。
これらの種は野生で見られることが多く、
シカクマメのように広く栽培されてはいません。
アフリカ起源説は、
これらの野生種の存在と遺伝子多様性に基づいていまして、
現在では最も有力な説とされています。
★栽培が盛んな地域(原産ではないが重要)
・ミャンマー ・インドネシア
・タイ ・フィリピン
・沖縄県(日本国内では特に盛ん)
野生種が見つかっていない為、
正確な原産地の特定は難しく、現在も研究が続いています。
とはいえ、アフリカ起源説が最も支持されているというのが、
2020年代の学術的な見解です。
@食用
食用になるのは豆の鞘だけではなく、
葉や花、そして葉が枯れた後、地中に出来る芋も食用になります。
@実の断面が襞(ひだ)のような四角形という特徴
沖縄では・・・
・うりずんマメ
・ウリズン
このようにも呼ばれています。
☆うりずんマメ
「うりずん」とは沖縄の言葉で、
旧暦の2、3月、春分から梅雨入り前までの初夏を指す言葉で、
「潤い初め(うるおいぞめ)」が語源とされています。
★四角豆の襞
四角豆には四方に襞が付いていますが、
これが羽のように見えることからの可能性があります。
□英語
英語では「ウイング・ビーンズ(翼豆)」と呼ばれています。
@主な産地と旬
★熱帯アジアの食材
シカクマメはタイやインドネシア、
マレーシア等の熱帯アジアで広く栽培され、
現地のエスニックな料理に多様されて、日本へ輸出もされています。
□シカクマメを使用した東南アジア料理
◆ヤムトゥアプー(タイ)
スパイシーなドレッシングとココナッツクリームで、
トゥアプーの食感を引き出したサラダです。
◇サンバル炒め(マレーシア)
トゥアプーをスパイスと炒める料理です。
◆ロト―チュエン(ベトナム)
鍋料理にシカクマメを加えた料理です。
◇ギタナン(フィリピン)
ココナッツミルク煮にシカクマメを加えた料理です。
◆インドネシアのシカクマメ料理
インドネシアではシカクマメのことを、
「kachang botol(カチャン・ボトル)と呼びまして、
家庭料理や屋台料理で幅広く使用されています。
そのシャキシャキとした食感と栄養価の高さから、
炒め物やサラダに重宝されています。
△Tumis Kacang Botol(シカクマメの炒め物)
▼材料
シカクマメ、ニンニク、赤唐辛子、エシャロット、塩、
サンバル(チリソース)です。
▽調理法
スライスしたシカクマメを、
香味野菜と一緒に炒めまして、ピリ辛に仕上げます。
▼特徴
御飯のおかずにピッタリで、サンバルの辛味がアクセントです。
△Urap Kacang Botol(シカクマメのココナッツ和え)
▼材料
茹でたシカクマメ、擦り下ろしたココナッツ、
ニンニク、唐辛子、ライムリーフです。
▽調理法
茹でた野菜を香辛料入りのココナッツと和えます。
▼特徴
ジャワ料理の定番で、
爽やかな香りと甘辛い味が特徴です。
△Lalapan(生野菜の付け合わせ)
シカクマメを生又は軽く茹でまして、
揚げ魚やテンペと一緒に盛り付けまして、
サンバルを添えて食すのが一般的です。
▲Sayur Lodeh(野菜のココナッツミルク煮)
シカクマメを他の野菜(ナス、テンペ、キャベツ等)と一緒に煮込んだ、
ココナッツミルクベースでまろやかな味わいの料理です。
☆夏に成長し、秋に収穫
シカクマメは本来多年草ですが、
日本では気温が低い為、一年草として扱われています。
■食べ頃の旬の時期
露地栽培では夏に大きく成長して、花を付けまして、
早いものでは7月中旬頃から出始めまして、
9月から10月にかけてが収穫祭盛期となり、11月頃まで続きます。
その為、食べ頃の旬の時期は9月から10月になります。
問題 シカクマメの栄養素についてですが、
次の文章の???に入る言葉を教えてください。
〇タンパク質
タンパク質が豊富で、体を作る為に必要です。
〇ビタミンC
???があり、免疫力を高めるのに役立ちます。
〇ビタミンK
カルシウムを骨に定着させる働きがありまして、骨の健康を維持します。
〇カロテン
???が強く、癌の予防に有効とされています。
1、抗酸化作用
2、自然免疫活性化作用
3、抗炎症作用
ヒント・・・〇???
活性酵素の除去により、
免疫細胞の損傷を防ぎ、免疫機能を維持します。
@活性酵素
酵素が本来の働いている酵素で、
活性を持っている状態を指します。
お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。