Nicotto Town



アファーマティブアクション

積極的格差是正措置と訳されます。


日本にいるとよくわからないと思いますが、
アメリカでは、大学の学生の比率を人種で決めているところがあります。ほとんど?

以下わかりやすいように、白人、黒人という言葉をつかいます。お許しを。

例えば、テストの成績だけなら白人が90%となるところ、有色人種、少数民族などが30%占めなくてはならない。ということは、実際には成績がよかった20%の白人が落とされるわけです。

これは私は住んでいた時にもよく聞いた話です。
30年前、アメリカってそういう仕組みなんだって私は受け入れていた。
そうでもしないと黒人(その当時は有色人種はほぼ黒人でした)が大学に行けないんだなと思った。

そして、今、

それって逆差別じゃないの?と思う自分がいます。

これを暗殺されたカーク氏が平等にするべきだと訴えていました。
黒人の学生が、優遇をなくすのは、差別だ、白人至上主義だと訴える。
それに対して、どんな家庭環境にあっても関係ない、人種によって差別するべきではないと。私は100%白人になっても、100%黒人になってもそれがテストの成績によるものなら問題ないと思う。と。
いつまでも黒人は弱い立場だと思うべきではない。人間として平等だ。

たぶん、30年前、白人が上、黒人が下にみられていた時には白人も余裕があったのでしょう。それによって自分たちが脅かされるとは思っていなかった。

でも、今、移民がこんなに増えて、有色人種にどんどん脅かされるようになって、
BLT運動がおこって、LGBTが叫ばれて。

このアファーマティブアクションは本当に必要なのか?と思う人もでてきて、カークさんの主張に同調する人も。

これを日本に置き換えると、

日本の大学の留学生や外国人への優遇に不満を持つ人がいるのと似ている気がします。
日本は自己責任論がよく言われていて、貧しくても勉強はできたはずだ。自分の努力が足りないだけだと。それを支援する活動もあるではないかと。

一方アメリカは、有色人種で生まれてきただけでハンデがあるのだから優遇されて当たり前だという論調。


平等とは、公平とは。
誰かを優遇すればされない人が不満を持つ。


グローバリズムの行先は?


カーク氏の論調の元にあるのはキリスト教なので、なかなか日本人には受け入れられないものもあります。それでもこんなに会話を重視してきた人を暗殺してしまった事実。

保守と左派の分断はもう抑えられないような気がします。








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