マコガレイ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/08/26 16:50:41
ニコットおみくじ(2025-08-26の運勢)

こんばんは!九州から東北南部は晴れるが、午後に所により雨や雷雨。
東北北部は夜に雨。
日中は猛暑が続く。
北海道は昼頃から広く雨。
沖縄は晴れ。
【マコガレイ】 真子鰈 Pseudopleuronectes yokohamae
(Gunther,1877)
Marbled Sole
Marbled Flounder
☆カレイ目カレイ科カレイ亜科マガレイに分類される魚の一種です。
<概要>
〇マコガレイ
マコガレイは古くから全国各地の沿岸で獲れまして、
食されてきたポピュラーなカレイです。
一般的に煮付け等、
加熱調理向けに価格も手頃で総菜魚として扱われてきましたが、
近年は流通が発達して、鮮度の良いものも出回るようになりまして、
活け物や活〆物も刺身用の高級魚として扱われるようになりました。
@東京よ中央卸売市場日報
★販売結果(水産・豊洲) 令和6年8月27日
□産地欄の記載について
◆具体的な地名は表示されているもの
主産地(当日の入荷主力)を表します。
◇「各地」の表示
当該相場に複数の産地が混在している状況を表します。
ただし、主産地の記載があるものは、主産地の相場に含みません。
*第三者販売、商物分離の数量は一部重複する為、
卸売数量計と数量内訳は一致しない場合があります。
■大物(単位:kg)
◇カレイ(マコガレイ)
△販売方法
相対です。
▲産地
各地です。
△高値(円) 中値(円) 安値(円)
1080 ーー 756
@名前の呼び方
・アマテガレイ :瀬戸内海周辺
・クチボソカレイ:島根等、山陰地方
・モガレイ :伊勢湾辺り
このように呼ばれています。
@学名の種名部❝yokohamae❞の意味
タイプ産地がyokohama Bay(横浜湾)であることに因みます。
@生態
★分布
北海道南西部沿岸から瀬戸内海を含む、
本州、四国、九州、広くは朝鮮半島沿岸から東シナ海、
渤海にまで分布しています。
□日本産魚類検索全種の同定第三版
日本近海での分布は北海道西岸から九州西岸の日本海・東シナ海沿岸、
北海道南岸から土佐湾の太平洋沿岸、瀬戸内海となっています。
■海外
朝鮮半島全沿岸、渤海から東シナ海北部に分布しています。
★生息・食性
穏やかな内湾を好みまして、水深100m以浅の砂泥底で底生のゴカイ等、
多毛類やクモヒトデ類、小魚等を捕食して生息しています。
☆産卵期
晩秋から初春頃までで、その時期には水深10m以浅の沿岸部に集まり、
砂泥底で産卵をした後、再び深場等へと散っていきます。
@特徴
★体長
マコガレイは大きいものですと、
体長50cmを超えるものもいますが、概ね40~45cmです。
☆体形
カレイらしく、体の右側に両目が付いていまして、
有眼側は黒褐色で不明瞭な濃淡の模様がありますが、
裏の無眼側は部分的に少し透明感がありまして、
筋肉の波が分かりますが、全体的に白いです。
★鰭や模様、鱗等
背鰭や臀(しり)鰭には不明瞭な斑紋が見られます。
マコガレイの特徴として、吻端(ふんたん)は尖らず鈍い形で、
両目の間は鱗で覆われまして、マガレイのような魚鱗部分はありません。
□吻 snout
眼の前縁より前の部分で、吻の形は食性によって異なります。
◆ヒイラギ、マトウダイ
これら等は膜を折り畳んだような吻を一気に伸ばして獲物を捕らえます。
◇ヤガラ
ヤガラ類は吻部が筒状に伸びています。
◆カジキ、サヨリ
これら等は吻部が槍のように延長します。
このように、吻の先端は吻端と呼ばれています。
@主な産地と旬
☆主な産地
マコガレイは全国の沿岸各地で漁獲されています。
又、放流用の種苗(稚魚)の生産が各地で行われまして、
資源保護にも努められています。
★城下かれい(城下鰈)
大分県の別府湾の速見郡日出(ひじ)町で獲れるマコガレイは、
地下水が湧き出る海底に生息している為、
泥臭さが無く、食味が良いことから、
「城下かれい(城下鰈)」と呼ばれまして、ブランド扱いとなっています。
この城下かれいの味の良さは、江戸時代から知られていまして、
当時から「殿様魚」として、庶民の口には入らない高級魚でした。
☆万葉かれい
富山県射水市新湊(いみずししんみなと)の漁師グループによって、
2011年に設立された「沿岸漁業研究会」さんが、
新湊産の上質のマコガレイを「万葉かれい」としてブランド化したものです。
2012年から出荷が始まりまして、
重さ400g以上で、肉厚で状態の良い個体を厳選しまして、
1日以上水槽に入れて、泥を吐かせることで、
泥臭さを消した活け物に限りまして、尾鰭にタグが付けられて出荷されます。
青森県から大分県までの多くの地域での生産が行われています。
★マコガレイの漁獲時期と旬
マコガレイは古くは産卵の為に、
岸に集まってきたところを漁獲されてきましたので、
子持ちの煮付け魚として、冬から春先が旬とされてきました。
しかし近年は、物流が発達しまして、
産地から都市部にまで高鮮度のものが届けられるようになりまして、
刺身の美味しさが知られると、
身痩せした子持ちよりも、
身自体が充実している夏場が旬といわれるように変わりました。
元々、刺身で食されてきた城下かれいは、
やはり初夏から夏が旬とされています。
@マコガレイの目利きのポイント
・張りと艶があるもの
・刺身にするなら活け物から活〆物
・眼が澄んでいるもの、鰓が鮮紅色
☆他のカレイとの見分け
マコガレイと外見がよく似たカレイにマガレイやイシガレイがいます。
■マガレイ
無眼側の尾の付け根辺りが黄色いのに対しまして、
マコガレイは全体と同じように白いです。
又、マガレイの側線は胸鰭の上部で、
マコガレイのものよりも大きく湾曲しています。
さらに、マコガレイは両目の間にも鱗があるのに対しまして、
マガレイにはありません。
□イシガレイ
イシガレイはその名の由来にもなっている、
硬い骨質状の部分が体表にありまして、
側線が真っ直ぐに近い感じですので、見分けられます。
問題 カレイに含まれる主な栄養成分と効用についてですが、
次の文章の???に入る言葉をよろしくお願いします。
●低脂肪高タンパクな魚
ヒラメやカレイはタンパク質を多く含んでいまして、
脂肪分も少なく、ヘルシーな魚です。
●タウリンが豊か
白身が淡白なカレイは消化が良く、
低カロリーですので、病人食や???にも最適です。
1、アスリート食
2、離乳食
3、ヴィーガン
ヒント・・・〇???
赤ちゃんが生後5~6カ月を迎えると、
いよいよ???が始まります。
???とは、母乳やミルクだけでは不足する栄養素を補い、
固形食への移行を促す食事です。
お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。