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オオバキスミレ

ニコットおみくじ(2025-08-14の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州から近畿は概ね晴れるが、

午後は山沿いを中心に急な雨や雷雨に注意。
東海から北海道は雲が多く、雨の所も。
沖縄は晴れのち曇り。

【オオバキスミレ】 大葉黄菫 Viola brevistipulata subsp.
                brebistipulata var.brevistipulata

                Viola brevistipulata

                common name

                Large-leaved Yellow Violet

☆スミレ科スミレ属の多年草植物です。

<概要>

〇オオバキスミレ

@生活型

 多年草

@生活様式

 地生(ちせい)です。

 ★植物の地生

  □読み方の分解

  ◆地(ち)

   土地や地面等を意味します。

  ◇生(せい)

   生きる、生活する、存在するという意味があります。

  つまり「地生(ちせい)」とは、
  「地面に根を張って生活する」というニュアンスを持ちます。

  生物学や植物学の文脈では「地生植物」という形で使用することが多く、
  着生(ちゃくせい)植物との対比で登場します。

  「地生植物」は土壌に根を張って生活する植物のことです。

  これは植物の基本的な生活状態であり、
  ほとんどの植物がこのタイプに属します。

  地生植物は土壌から水分や養分を吸収し、安定した基盤の上で成長します。

  □地生植物の特徴

  ◆根が土壌に直接接している

   水分や養分の吸収が効率的です。

  ◇安定した支持基盤

   風や重力に対して安定して立つことが出来ます。

  ◆多様な環境に適応

   乾燥地、湿地、森林等、様々な場所に分布します。

  □地生と着生の違い

  特徴      地生植物        着生植物
 
  根の位置    土壌に根を張る     他の植物や岩等に根を張る

  水・養分の吸収 土壌から直接吸収    空気中の水分や落ち葉等から吸収

  代表例     スギ、ヒノキ、タンポポ ノキシノブ、ビカクシダ、
                      チランジア

  地生植物は、着生植物の真価の出発点でもあります。

  ◆シダ植物のシノブ科

   地生 → 半着生 → 真正着生

   上記のような進化の段階が遺伝子解析によって示唆されています。

  □地生植物の重要性

  ◆生態系の基盤

   土壌を安定させ、他の生物の住処を提供します。

  ◇炭素固定

   光合成によって二酸化炭素を吸収しまして、
   地球温暖化の抑制に貢献します。

  ◆人間生活への貢献

   食材や建材、薬草等として利用されます。

  このように地生植物は、植物界の「基本形」でありながら、
  進化の起点でもある存在です。

  着生植物のような特殊な生活形態は、
  地生からの適応と進化の結果ともいえます。

  ◇着生植物

   土壌に根を下ろさず、他の木の上、
   或いは岩盤等に根を張って生活する植物のことです。

   着生植物は、シダやランの仲間によく見られます。

   シダ類のシノブ科の植物は樹上で発芽しまして、
   生涯を樹上で過ごす「真正着生」のものが多く、
   それに対しまして、近縁種のツルシダやタマシダは、
   地面で発芽して、木に登った後で根が地面から離れる「着生性半着生」、
   ワラビツナギやツルキジノオは、
   木に登りながらも常に地面に残す「地生性半着生」の生活形を示します。

   これらを遺伝子解析して用いて系統化しますと、
   シノブ科は地生から半着生を経て、
   真正着生へと段階的に進化したことが示唆されました。

   ▲木の上で生きる為の様々な工夫

    蔓(つる)を伸ばして木に登る理由は、光を求める競争があるからです。

    森の中は暗く、光を得るには上を目指さなくてはいけません。
    自らが大きく頑丈な木になるのは大変ですので、
    蔓になって他の木をよじ登ることで実現させました。

    しかし、樹上は土と接点が無い為、水を得にくいです。

    それを補う為、
    着生植物は水を集めたり、貯める仕組みを持つ者が多いです。

    細い茎葉を房状に伸ばして、空気中の水分を取り込むものや、
    沢山の葉を放射状に開いて、その内側に雨水を貯め込むものもいます。

    シノブ類の場合は茎が鱗片(りんぺん)に覆われていまして、
    その隙間に水を貯めることが出来まして、
    着生化が進んだもの程、鱗片の形態が複雑で多様化しています。

    ランの場合は地生から一足飛びに樹上へ移ったようです。

    ここでは共生菌との関係に着目しています。

    ラン科の植物は普通に種を蒔いただけでは発芽せず、
    特定の菌と共生することで生育します。

    菌は植物の体内へ菌糸を伸ばしまして、
    植物はその菌糸を分解しながら糖類等の養分を得ます。

    着生種のフガクスズムシソウと地生種のクモキリソウでは、
    共生菌が僅かに異なり、どちらも自らの菌とでないと生育しません。

    フガクスズムシソウの場合、樹上で新たな菌を獲得したことが、
    着生種への進化につながったと推測されています。

@植え付け「又は播種(はしゅ)」季節

 2~3月

@花咲く季節

 4~7月

@分布又は原産地

 日本(北海道:道南地方、本州:東北地方~京都府)

@草丈・樹高
 
 100~300mm

@葉の形

 単葉(不分裂葉)

@葉の生え方

 互生(ごせい)、根生(こんせい)

@縁の形

 鋸歯(きょし)

@基本情報

 オオバキスミレは、山地の林緑で見られる菫(すみれ)で、
 高さが10~30cmになる多年草です。

 ☆茎

  太く、匍匐(ほふく)する地下茎があります。

  *匍匐・・・植物の茎や枝が地面を這うように伸びる様子のこと

  又、地上茎を持ちます。

 ★葉

  葉には根出葉(こんしゅつよう)と茎に付く葉があります。

  □根出葉

  長さ   :3、5~7cm

  幅    :2~6cm

  茎に付く葉:3~10cm

  幅    :2、5~9cm

  このように心形~卵形になりまして、縁には粗い波状の鋸歯があります。

  ■葉の両面

  無毛です。

  □葉柄

  根出葉では長く、茎に付く葉は長さ0、5~2cmで、
  托葉(たくよう)はほぼ全緑です。

 ★花
  
  長さが3~7cmの花柄の先端に付き、径は約1、5cmで黄色です。

  唇弁と側弁には紫色の筋がありまして、距は短いです。

 ☆果実

  蒴果(さくか)で熟しますと3裂して、種子を飛ばします。

問題 オオバキスミレは大御影山(おおみかげやま)に生息していますが、
   次の文章の〇〇に入る都道府県名を教えてください。

   〇〇県高島市と福井県美浜町の県境尾根にある山です。

1、滋賀

2、岐阜

3、京都

ヒント・・・〇大御影山 標高:950、1m 湖北の花の山

      広大なブナの森が広がり、豊かな自然があります。

      琵琶湖の西側国道161号線を北上し、マキノ高原の手前、
      今津の次のICで家族旅行村ビラデスト今津さんの駐車場に停めます。

お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る都道府県名をよろしくお願いします。


  

  

  






   




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