重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/08/05 19:33:32
【エルムS】過去5年(函館開催の21年は除外)を振り返ると約3秒のハイペースになった19年こそ差し有利になったけどそれ以外の4年はほぼ前後半イーブンのミドルペース。札幌ダート1700は初角までの距離が短く序盤のペースは上がりにくいけどコーナーの角度が大きいことで道中の緩急はつきにくく持続力が問われやすい傾向で、差し馬にとっては前との差を詰める区間がないしダートの重賞級はみんな一定以上の持続力は持ってるから前崩れの展開にでもならへん限りはこのレースも4角である程度前にいてへんと厳しい印象。血統ではここ数年はストームキャットの血が目立つ。
ロードクロンヌはハイペース消耗戦のマーチS3着、ドスローの瞬発力戦になった平安S2着と全く違う展開の重賞で連続好走したように力をつけてるのは間違いない。ただ勝ち切れへんかったのも事実で、マーチSで自身より重い斤量を背負ってた1,2着馬やドゥラエレーデといった強敵が揃ったここで1番人気で軸にしたいかと言うとそこまでではないんかなと。ドゥラエレーデはダートで惨敗したのは距離不足のフェブラリーSを除けば去年のみやこSくらいで、中距離では国内外・地方問わずトップクラス相手に善戦するくらいの力があるのに決め手に欠けて勝ち切れへんからここも定量で出られるという不思議な馬w実績や能力は最上位で去年2着やから適性面の問題もない。まぁ、普通に好評価になると思う。ウィリアムバローズも能力はここでは上位なのは間違いないけどこっちはしっかり59キロ背負わされるのがどうか。気分良く走れるかでパフォーマンスに差がある馬やから同型馬との兼ね合いや枠の並びは重要。ジャスティンアースは末脚に光るものはあるけど前走大沼Sでは勝ち馬には離されたし現状まだ重賞級のパフォーマンスは見せてへんだけに定量重賞では荷が重い印象はある。穴にはならへんかもしれんけど挙げときたいのはマテンロウスカイ。初ダートの前走マーチSはハイペースの消耗戦を好位から早め先頭の厳しい展開でゴール手前まで粘っての2着は59キロの斤量も含めて強い内容。あとはそのマーチS勝ち馬で前走平安Sではスローの展開に泣かされたブライアンセンス、去年の勝ち馬ペイシャエスあたりを。どれもある程度流れての持続力勝負に向いたタイプやから条件的には悪くない。