重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/08/04 19:46:06
今週末の重賞はCBC賞、エルムS、レパードSの3つ。
【CBC賞】同じ条件でも雨の影響を受けることが多い高松宮記念が低速決着になることも多いのに対して馬場が良い時期に行われるCBC賞は良馬場なら1分7秒ちょっとの高速決着、前後半ともに33秒台がデフォルト。宮記念もそうやけど中京はコーナーの角度がきつく後方から加速しながら外を回すと大きく外に振られて距離ロスが大きくなるから不利で、荒れ馬場や道悪でもない限りは内有利になることが多い。とはいえ直線が長くて急坂もあるから一本調子のスピードでは押し切れへんし自力で加速する決め手も問われる。この辺りが千四~千六実績がある馬が有利になりやすい要因かなと。血統では20~22年は別コースで行われてたからそれ以前の傾向はどこまで参考になるかはわからんけどここ2年はスピード型ナスルーラの血が目立つ。ちなみに23年、19年以前は開幕週、24年は開幕2週目で今年は3週目。
ジューンブレアは前走函館SSは1~5番枠が全馬上位6着以内に入る超高速馬場の内ゲーを1番枠から好位のインで立ち回っての2着。ハイペースを先行したとはいえ枠に恵まれたのは大きかったから評価が難しいところ。この時はそこまで揉まれる競馬にはならへんかったけどアメリカンファラオ産駒で揉まれ弱い面はありそうなだけに人気で本命にはしたくないかな。ヤマニンアルリフラは前走北九州記念では初めてのゴリゴリの前傾スプリント戦で流石に追走は戸惑って後ろからにはなったけど対応して勝ち切ったあたり力をつけてるのは間違いない。ただ2着のヨシノイースターより斤量3キロ軽かった上での半馬身差勝利にどこまで価値があるか。高速馬場ではなかったにしても時計は平凡で高速決着への対応力も未知。どちらかと言うと平坦ベターな血統でもあるしね。インビンシブルパパも前走函館SSでは3番枠からハイペースで逃げての4着と展開自体は厳しかったけど枠には恵まれてた。ダートを走ってた馬やからペースは上がっても問題ない、と言うか今回はむしろ33秒台の上がりに対応出来るかどうかの方が怪しい。シュトラウスはとうとう千二に出て来ちゃったかぁという感じ。勿論悪い意味で。とにかく抑えるのが難しい気性やから短い距離の速い流れの方が折り合いはつけやすいってのはあるやろうけど、そもそも馬体も血統もレースぶりもスプリンターのそれではないからね。仮に結果が出たとしてもこの使い方は厩舎としては敗北。穴ならまずはジャスティンスカイ。実は去年も本命にした馬やねんけどその時は序盤ゴチャついて位置を落として後方から外を回す最悪の形ながら0秒2差の5着。上位の中で最も重い斤量57.5キロを背負ってたことを考えれば強い内容。ピュアスプリンターと言うよりは千四ベストなイメージで千二ならミドルペースがベストやから高速中京への適性は高いはず。あとは前走北九州記念ではハイペース先行+直線ドン詰まりのエイシンワンド、前走北九州記念ハイペース逃げのクラスペディア、いずれも恵まれた結果ではあるけど去年の1,3着のドロップオブライトとグランテストあたりを挙げときます。