今日の帰りのバスの中で。人間ファースト大事。
- カテゴリ:日記
- 2025/07/25 21:53:37
帰宅途中のバスで。
黒人の親子連れが乗ってきた。
子供は二歳くらいの女の子。バスは少し
混んでいて、女の子は入口のそばの段差に
座り、母親は少し離れたバーに陣取り、
子供を不安定な状態に座らせても平気な
顔。
バスの運転手が困って、“おかあさん、子供の
手を支えてあげて下さい”と言っても知らん
ふり。これは多分価値観の違い、か、そのまま
座らせてもいいという判断のようで、運転手は
バスを止め、責任問題になると思ったらしく
子供に駆け寄ろうとした。。
で、私は通路側の椅子に座っていたのだか
見ていられず、子供(、ってか二歳くらい?)
に、おばちゃんのところに座りなさい、と声を
かけた。
お礼をいうでもなくとっとと座った子供。
もちろん母親もお礼も言わない。でも私は事故が
おきるよりよい、と思ったのでそのまま立った。
コロナの病み上がりながら、立ったw運転席から
きた運転手が頭を私に下げて席に戻っていった。
バスが動き始めると、斜め後ろから声がかかった。
“僕次おりますから座って下さい”というその男性に、
ああ、私も次に降りるから大丈夫ですよ、というと
笑顔。捨てたもんじゃないな世間は、と思いながら
バス停で私は降りた。
で、私が何を言いたいか。
もし、あなたが私だったらどうしたか。二歳の子供が
上半身を不安定にしながらバスのステップに背もたれも
なく座ったらどういうことになるか。
正直その母親の愚かさよりもそちらの事故になったら
ということを考えるより先に体が動いて、席を譲った。
同じ考えの人もいたようだ。
でも考えてみてほしい。この親子連れ、日本人ではない。
もし誰かがこの親子をせめていたとしたら、あなたは
どうしましたか。
うっかりした母親だとは思うが、子供に関する視点も
教育方針も違う。本人に注意するのは得策ではないと
判断してとった行動だけれど、ここが日本だからと、
責めるような行動をとっていたらどうなったか。
あの党の連中が主張していることはこういうことである。
自分の視点が正しいと思い込み押し付けることである。
だから私はあえて今日のことにかこつけて書く。何が日
本人ファースト、だ。
だから今日は相手を荒立てて傷つけることなく、結果
敵に子供を守れたことをうれしく思う。
声高に、相手を責めずに、小さな子供を危険から守って
上げられたことを誇らしく思う。
今週コロナから拾った命の重さを考えながら、今日の
出来事にかこつけて言ってみた。
近頃あの党、腹立たしいこと極まりないので言って
みた。
あの党の党首の演説をかなりの人が取り囲んで支持
していたのでとても残念に思い今日のことにかこつ
けて言ってみた。
同じ穴のムジナたちよ。
日本人ファースト、じゃない。
人間ファースト、だ。○かたれ!