ゴマサバ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/07/16 16:53:16
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こんにちは!湿った空気の影響で、太平洋側は広く雨となり、激しく降る所も。
日本海側は晴れ間があるが、午後は天気の急変に注意。
沖縄は晴れで、夜は曇りのち晴れ。
【ゴマサバ】 胡麻鯖 Scomber australasicus Cuvier,1831
Spotted mackerel
Goma mackerel
a type of mackerel Gomasaba in Japanese
Blue macckerel
Southern mackerel
☆スズキ目サバ亜目サバ科サバ属に分類される魚の一種です。
<概要>
〇ゴマサバ
ゴマサバはマサバとともにサバ科サバ属の一種で、
単にサバといえばマサバかゴマサバを指し、
マサバとともに、広く一般的に馴染み深い魚です。
@学名の種小名「austlasicus」
オーストララシア(オーストラレーシア)のという意味です。
★オーストララシア
・オーストラリア大陸
・ニュージーランド
・ニューギニア
これら等を含む、南太平洋地域の総称です。
@生態
☆分布(日本・海外)
ゴマサバは太平洋東部の温帯から熱帯まで広く分布しています。
■日本
日本近海では北海道南部から九州沿岸の日本海や東シナ海沿岸、
北海道から九州なん癌の太平洋沿岸、瀬戸内海、屋久島、
東シナ海で見られ、マサバよりもやや暖かい海に多いです。
□海外
朝鮮半島南岸、済州島(さいしゅうとう・ちぇじゅとう・チェジュド)、
中国東シナ海沿岸、台湾、フィリピン諸島、ニューギニア島、
オーストラリア沿岸(北西・北東岸を除く)、ニュージーランド、
ハワイ諸島、メキシコ太平洋沖、アラビア半島沿岸に分布しています。
★食性
通常は沿岸の表層の群れを成して遊泳しながら、
オキアミ等の動物性プランクトンをはじめ、
小魚やイカ類等を捕食して、生息しています。
@特徴
☆全長
約50cmです。
★体系
紡錘形でやや側扁(そくせん)していますが、
マサバと比べて体高が低く、輪切りにした状態が丸に近いことから、
マサバを平サバと呼ぶのに対して、ゴマサバと呼ばれています。
☆体側の背側
マサバと同じように青緑の地に濃色で虫食い状の斑模様が入っていまして、
中央辺りから腹にかけては銀色の地に、丸い黒点が一面に散らばっています。
これが胡麻を散らしたように見えるというのが、名前の由来とされています。
★第一背鰭の棘条
11本以上ありまして、マサバ(9~10本)と区別出来ます。
@主な産地と旬
☆主な産地と漁獲量
ゴマサバも全国各地で漁獲される一般的な魚ですが、
主な産地は九州や四国、和歌山県等の暖かい地方です。
■ブランドサバ
ブランドサバとして有名なのは高知県土佐清水市の「清水サバ」や、
鹿児島県屋久島の「首折れ鯖」等があります。
◇清水サバ
高知県土佐清水市は、
足摺岬(あしずりみさき)で知られる四国最西端の町です。
太平洋に面しまして、すぐ沖を黒潮が流れる為、
漁場に恵まれまして、県下でも有数の漁業の基地となっています。
近くに全国的にも知られたサバの漁場がありまして、
一年を通じて「立て縄」によるサバ漁が行われています。
その水揚げの中心となっているのが、
高知県漁業協同組合清水統括支所さんです。
この高知県漁業協同組合清水統括支所に水揚げされた、
脂の乗りが良い、高鮮度の「ゴマサバ」を「土佐の清水サバ」と認定し、
他のサバと差別化して、ブランド化しました。
漁協では鮮度の高い流通を図る為、
漁場から釣り上げたサバを活きたまま持ち帰りまして、
活魚としても取り扱っています。
「土佐の清水サバ」は、瀬付きのゴマサバです。
足摺を中心とする近海は、潮の流れが速いうえに餌が豊富で、
身の締まった旨いサバを育てるのにぴったりの条件を備えています。
周年漁獲されますが、特に秋から冬にかけて漁獲されるサバは、
トロのような脂が乗りまして、一層美味しく、刺身として最高です。
体に胡麻を散らしたような斑点があることから、
「ゴマサバ」といわれています。
◆首折れ鯖
屋久島を代表する字魚といえばゴマサバです。
このゴマサバを一本釣りで漁獲後に、首を折り、一瞬で血抜きを行い、
氷水で冷やしたものを「首折れ鯖」と呼びます。
この「首折り」は鮮度を保つ為の技で、
冷蔵庫も氷も無い明治時代に生まれました。
「サバの生き腐れ」と呼ばれる程、
鮮度の落ちるのが早いサバを刺身で食す為に、
屋久島一湊(いっそう)の漁師達によって生み出されたといわれています。
*屋久島一湊・・・鹿児島県熊毛郡屋久島町
屋久島の首折れ鯖は、
その人気から一時は東京の築地市場でも人気を博していましたが、
現在は漁獲域の影響や担い手不足から、
屋久島島内で消費されるのが殆(ほとん)どで、
現在では島外不出のブランド鯖となっています。
△刺身で食すことが出来る首折れ鯖
首折れ鯖の最大の特徴はその鮮度で、鮮度の課題で一般的には、
「サバは刺身では食べられない」といわれていますが、
刺身でも食すことが出来るのが「首折れ鯖」です。
その透明感のある身は、薄赤色でプリプリとした弾力性に富みまして、
食通の間では「タイやヒラメにも優る逸品」として、
高い評価を得ています。
又、屋久島の食卓には欠かせない魚として愛されていまして、
刺身は勿論「サバすき」等でも食され、
屋久島のソウルフードになっています。
問題 屋久島のゴマサバについてですが、
次の文章の中の〇〇に入る動物名を教えてください。
屋久島の最北端に位置する一湊と言う集落にある一湊漁港。
屋久島では宮之浦、安房(あんぼう)、栗生(くりお)と並ぶ、
大きな漁港です。
後背には山やあが迫りまして、近くの砂浜で〇〇が産卵し、
近年はダイビングスポットとしても人気があります。
明治時代からサバ漁が盛んで、
ゴマサバの一本釣りによる漁が行われています。
水揚げされるゴマサバの多くは、
屋久島の特産品としても名高い「サバ節」として加工されまして、
関東の「そばの出汁」として利用されてきました。
このサバ節は環境省「かおり風景100選」にも選ばれています。
1、海蛇
2、海亀
3、海猫
ヒント・・・〇屋久島に棲む〇〇の特徴
屋久島は主として赤〇〇と青〇〇の産卵の場になります。
屋久島に上陸する〇〇の殆どは、赤〇〇となっていまして、
青〇〇よりも赤〇〇の方が断トツで多いです。
屋久島での〇〇の産卵期間は、
4月下旬から8月上旬頃までとなっています。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る動物名をよろしくお願いします。