重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/07/14 19:50:32
今日明日とセレクトセール。今年も億越え連発。明日の当歳セールはイクイノックス産駒も出て来るんか。どういう評価になるか楽しみ。今週末の重賞は小倉記念と函館2歳Sの2つ。
【小倉記念】19年以前は開幕2週目に行われてたけど20年以降(中京開催の24年は除外)開幕週に行われるようになってからは道悪になった21年を除く3年全てで1分57秒台半ばの高速決着。その21年は9頭立てと少頭数やったこともあってスローで流れたけど基本的には初角までの距離があるコースらしくミドル~ややハイで流れる傾向が強いレース。小回りらしく後半はロンスパになるし、ある程度ペースが流れれば差しも決まるけど開幕週らしく差して好走した馬の大半は内枠やコーナーをロスなく回ってきた馬。ただ今年は最終週に移行。先週見る限り高速決着にはなりそうもないし、馬場も外有利になりつつあって去年までの傾向が通用するとは考えにくい。例年はスピード+持続力というイメージやけど今年はスタミナ・パワー+持続力というイメージになるんかなと。血統ではトニービン、プリンスリーギフト、ハービンジャーあたりが目立つけどこれもどこまで参考になるか。
メリオーレムが1番人気想定になってるけどホンマに?まぁ、小倉2600で勝ってるような馬やからね。速い脚を求められると良くないタイプで持続力を問われる小倉中距離は合いそうな感じではあるけど、何度か対戦してるアスクカムオンモアと能力的にはほぼ互角。少なくとも重賞で1番人気になるほどのパフォーマンスは見せてへんと思うけどなぁ。ハピは前走新潟大賞典2着は驚いたけど内がボロボロに荒れた馬場+スローで後続の仕掛け遅れと馬場も展開も特殊で勝ち時計もかなり遅かったことからもどこまで評価して良いか難しい。少なくとも前走を根拠に重賞で人気でも重い印を打つのは危険かな。ディープモンスターはチャレンジCで本命にしたように斬れへんタイプのディープ産駒で上がりの掛かる持続力戦+直線平坦コースの中距離戦がベスト条件。前走の目黒記念も前半ドスローで前有利な流れを斤量58キロ背負いながら最後方付近から4着なら悪くない内容。今回の方が条件的には合ってそうであとは他馬との斤量差かな。シェイクユアハートは1年半近く3勝Cの番人みたいなことやってたけど前走でようやくOP入り。コースや馬場・展開問わず安定して走れてはいるけど逆に言えばこれといった武器もない印象。ローカル重賞程度なら55キロの斤量を活かせば好走してもおかしくはないけどこれといった強調材料もないかなと。穴っぽいところではまずオールセインツ。神戸新聞杯では同斤でメリオーレムに先着したのに今回2キロ貰いで人気薄。シンプルにどっちがお買い得かで考えるとこっち。その後の比叡Sは出遅れたし1着2着はヴェローチェエラとマイネルエンペラーと相手も強かったし、前走ストークSは7か月の休み明けで14キロの馬体増。正直古馬の重賞で通用するだけのパフォーマンスを見せたかと言われると足らんとは思うけど、アイドリームドアドリーム牝系でコーナー4つの小回り中距離戦は合いそうでパフォーマンスを上げても良いイメージではある。あとはショウナンアデイブ。これも斬れへんタイプのディープ産駒で小倉大賞典2着があるように小倉の中距離戦は合ってる。