シモツケソウ
- カテゴリ:美容/健康
- 2025/06/30 16:31:19
ニコットおみくじ(2025-06-30の運勢)

こんにちは!高気圧に覆われ、九州から関東は晴れるが、午後に山沿いで雷雨も。
東北と北海道は午前を中心に雨。
沖縄は晴れ。
気温は全国的に高い。
【シモツケソウ】 下野草 Filipendula multijuga Maxim.
Japanese meadowsweet
☆シモツケソウはバラ科シモツケソウ属に属する多年草です。
<概要>
〇シモツケソウ
シモツケソウはピンク色や白色の花が集まって咲くのが特徴の、
可愛らしい花です。
日本固有の植物で、古くから西日本の山や林、高原、野原等で生育します。
赤色やピンク色、白色の花色がありまして、
バラ科シモツケソウ属に分類されます。
@絶滅危惧種
シモツケソウは西日本の多くの県で絶滅危惧種に指定されています。
山野に生息するシモツケソウは鹿に食されることが多く、
全国的に生育地帯が減ってしまっています。
☆夏の伊吹山上のお花畑と鹿の食害の対策の実践と変遷
「伊吹山自然観察会」の1班さんの記録で、
観察コースは中央遊歩道(上り)~山頂~西遊歩道(下り)です。
■伊吹山ネイチャーネットワーク さん
住所:滋賀県彦根市城町2丁目6-47
◇目的
伊吹山ネイチャーネットワークさんは、
伊吹山周辺の恵み豊かな自然と、
人々の環境を次の世代に引き継ぐ為の自然再生保全事業を要としまして、
山の語り部事業や地域資源活用事業に取り組むネットワークを築きまして、
人と自然との良好な環境を創出する、
地域づくりに寄与することを目的としています。
◆事業
1、・伊吹山周辺の自然再生保全事業と調査研究事業
・琵琶湖国定公園計画(環境省)、
文化財保護法(文部科学省/国指定天然記念物)、
伊吹山自然再生協議会さんに基づく活動
2、・伊吹山周辺の特有の自然や文化を、
多くの人や子供達に語り継ぐ事業
・自然観察会、環境教育、研修会等
3、・伊吹山周辺の地域資源を有効活用しまして、
自然共生型社会を目指す事業
4、伊吹山ネイチャーネットワークさんの目的に賛同しまして、
会費を納める個人、団体とする
会費
・入会金:1000円
・年会費:1000円(会計年度は、総会4月より翌3月まで)
会員特典
・入会いただくと、
会発行「ガイドブック」春・初夏・秋・山麓、
これらの春の5冊セット(500円相当)のプレゼント
・観察会の参加費割引:会員500円(一般参加は1000円)
・会主催の保全・調査活動の参加(一般参加は受け付けていません)
・シモツケ(バラ科) ・シモツケソウ(バラ科)
・落葉低木 ・多年草、
葉は奇数羽状複葉
・クサフジ(マメ科) ・イブキフウロ(フクロソウ科)
・花弁の先が3裂する
・ハクサンフウロ(フクロソウ科) ・ヒメフウロ(フクロソウ科)
・萼(がく)、図柄、葉等に、 ・葉は細裂する
開出毛が少ない
・花も小さい
その他、35種の植物が分かる範囲内で棲息しています。
伊吹山には鹿の食害で白骨された枯れ木がありまして、
又、山頂のお花畑の至る所に防護柵が設けられています。
そして、防護柵の内側には、
イブキトラノオやシモツケソウが咲きます。
鹿の食害と対策の変遷が、写真展示されています。
@開花時期
シモツケソウの開花時期は6~8月で、夏の時期になります。
☆花の色と特徴
花の色はピンク色や濃いピンク色が主流で、
開花時期になりますと、小さな花が集まってフワフワとしたシルエットで、
咲いているのを見つけられます。
高原等では群生することが多く、花が咲くと一目を惹きつけます。
@名前の由来
現在の栃木県である下野国(しもつけのくに)で、
よく見かけられたことから付けられました。
★別名
日本原産の植物であるシモツケソウは、
漢字で表記しますと「下野草」です。
「クサシモツケ(草下野)」という別名もあります。
又、「シモツケ」という樹木もありまして、
シモツケソウと同じ見た目の花を付けます。
@シモツケソウとシモツケ
シモツケは、シモツケソウと同じピンク色の小さな花を沢山付ける樹木です。
☆シモツケ
花の見た目はよく似ていますが、
シモツケの葉はシモツケソウと異なりまして、楕円形です。
シモツケは樹木ですが、樹高は約1mの為、
葉の特徴以外で草本のシモツケソウと見分けるのは難しいです。
@シモツケソウの英名はJapanese meadowsweet
シモツケソウは日本原産の為、英名に「Japanese」が付いています。
meadowsweetはセイヨウナツユキソウ(西洋夏雪草)の外国名です
セイヨウナツユキソウは、シモツケソウと同じ属に分類されています。
セイヨウナツユキソウと見た目が似ていまして、
日本原産であることから、Japanese meadowsweetという名前が付きました。
@花言葉
・控えめな可愛さ
・純情
・穏やか
控えめなところと、
「穏やか」は花が小さいことから連想されたといわれています。
@特徴
シモツケソウは小さい花と、固く丸い蕾、
手のひらを広げたような形の葉が特徴の多年草です。
冬場は葉が落ちて枝だけになってしまいますが、
夏場は葉が互い違いに茂ります。
★花
約5mmの小さな花が集まって咲きます。
花弁は丸く、3~5枚です。
開いた花から、花の大きさと同じくらい長い雄蕊を沢山伸ばすのが特徴です。
まだ咲かない蕾はギュッと丸まっていて、
何粒も集まっている姿はまるで葡萄(ぶどう)の房のようです。
☆葉と茎
茎は固く、真っ直ぐ伸びていて、
何本にも分枝する特徴を持っています。
草丈は約100cmで、こんもりとした形に繁茂します。
分枝した茎の先に付く葉は手のひらを広げたような形をしていて、
縁がギザギザとしています。
又、茎には疎(まば)らに棘と側小葉と呼ばれる小さな葉が付いています。
問題 次の文章の中の〇に入る言葉を教えてください。
シモツケソウは抗酸化作用や抗炎症作用を持ちまして、
〇の健康を促進する為に利用されています。
1、目
2、肌
3、舌
ヒント・・・〇シモツケソウエキス
葉や茎から抽出し、水蒸気蒸留や冷却抽出があります。
これにより、植物の有効成分が抽出され、
化粧品に利用される準備が整います。
有効成分とはフラボノイドやポリフェノールといった、
抗酸化物質が豊富に含まれています。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る言葉をよろしくお願いします。