Nicotto Town



せせらぎの池



キウイ腰水の排水処理ではなんとなく抵抗があるので、そこから小ひょうたん池
に流れ落ちる水の音はさらさらと聞こえるように調整したのでこの循環部分は
「せせらぎ」と呼ぶことにした。

せせらぎから流れ落ちるひょうたん池小には縁日の金魚すくい位での小さな赤い
金魚5匹がやって来てもう1週間になるが5匹はかたまって元気に泳ぎ廻ってる。

金魚を入れる前に水質を調べればよかったが10年前のECメーターはとっくに壊れ
ていたので仕事で使っているLCRメーターで測定してみた。
インダクタンスL、コンデンサ容量C、抵抗値Rを測定する器械なのでこの名前が
ついている。

EC値は水溶液中のイオン濃度を表す数値、肥料成分が大きいと数値が大きくなる、
単位はジーメンスSであるが[mS/Cm}として測定することが多い。
これは1平方Cmの2枚の電極間の距離も1Cmとしてその間の水の電気伝導度を
測ったもの。これをLCRメーターでの測定は抵抗値となるが電気伝導度はそれを
逆数にしてやればよい。

ちなみにテスターで水の抵抗値を測ろうとすると電気分解を起こして測定できな
い。LCRメーターでは、100Hz、120Hz,1KHz,10KHz,100KHzのいずれかの正弦波
交流電圧を使用して測定するので電気分解による誤差は生じない。

わが家の水道水をLCRメーターで1KHzの(1KHz~10KHzまで変えても測定誤差無)
結果は、
・水道水(汲み置きせず)→抵抗値3324[Ω]、EC値では0.3008[mS/Cm]
・ひょうたん池小の水質→抵抗値2817[Ω]、EC値では0.3549[mS/Cm]
※1週間以上連続運転しているが、せせらぎに流れ落ちる前に波長253.7nm紫外
 線で殺菌、 ゴミ回収のフィルタを通しているのでアオコは発生していない。
 水質は水道からすぐに出した水質とあまり変わっていない。

トマトの水耕栽培でのEC値は0.5~2.5[mS/Cm]、レタスは0.9~1.5[mS/Cm]が
良いらしい。
EC値が大きいということは肥料濃度が高いということ、そして水が汚染されると
いうこと。
この6月は鉢植えキウイの追肥時期、金魚が元気で水質を見ながら肥料をやろう
かと。
それからトマトのわき芽が伸びてきたので摘芯、それをひょうたん池小で水耕栽
培も試みてみたい。





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