重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/06/10 19:34:21
【函館スプリントS】初角までの距離があるコースやからかテンの3Fは馬場に関わらず33秒台前半がデフォルト。高速馬場やと上がり3Fは34秒台前半で時計の掛かる馬場や雨の影響を受けると35秒台。例年開幕週に行われる(21年は札幌、20年は2週目)こともあって基本的には前や内で立ち回った馬が有利で、時計が掛かったりオーバーペースになると外差しも決まるようなイメージ。以前は軽斤量を活かした3歳馬が毎年好走してたけど近年は少なくなった。血統ではストームキャットやプリンスリーギフトらが目立つ。
ナムラクレアは馬場やコースは問わへんけど千四質の馬で千二やと自身前傾で入り過ぎるとパフォーマンスを落とすからハイペース想定ではそこのバランスは気になるとこやね。まぁ、ルメールなら大丈夫やと思うけど。初の斤量57キロを背負って後ろからの競馬になった時に届くような馬場や展開になるかどうかかな。ビッグシーザーは前走高松宮記念は外有利差し有利の中で内枠から出して行ったのが敗因。力はつけて来てるし去年のこのレースも外目の枠から終始外を回らされての3着なら悪くない。ジューンブレアは前走アクアマリンS(32.7-34.7=1.07.4)の勝ち時計は前日のオーシャンS(33.7-33.4=1.07.1)より0秒3遅いし、この時内をロスなく立ち回ったことやペースの差を考えればまだ重賞級とは言えへん。穴っぽいところではまずそのオーシャンS2着のペアポルックス。前走高松宮記念は大外枠から強引に出して行く無茶な競馬やったから仕方ない。差す競馬も出来るし時計勝負で良さが出てるから開幕週の馬場も歓迎。あとはウイングレイテスト。これも前走の高松宮記念は内枠から先行する不利。去年のこのレース59キロを背負って2着と能力も適性も充分。あとはプルパレイ。近走は斤量や展開・馬場に恵まれてへんけど洋芝適性は充分。内枠巧者やから枠次第で。最後にこれも洋芝実績のあるゾンニッヒ。