玉音放送訳文2
- カテゴリ:日記
- 2025/06/10 18:19:59
名文です。実は私は国立公文書館でゴールデンウィーク中に
憲法原書・玉音放送原書が展示されていた時、見に行ったんですね。
きっかけはささいな事です。公文書って見られるのかな程度の。
そしたら、この期間特別展示だというのでわざわざ大変な思いをして
遠路はるばる出かけた訳です。
マッカーサーが何で処刑を止めたのか理由が分かった気がします。
だって「我が子と思う国民を守り、先祖の霊にどうやって詫びるのか」
という(大雑把に言うと)言われ、国民が家財産、家族を失い疲弊している
事を思うと心が引き裂かれる思いである、この戦争は欧米の植民地政策から
アジア諸国を救い、我が国の国体護持のためであり、けっして他国の
主権を奪い大陸を侵略しようなどと思ってはいなかったが、これ以上時局を
引き延ばすと民族の絶滅、文明の消滅が起きるだろう、だからポツダム
宣言を受諾した。
だから耐えがたきを耐え忍び難きを忍び、人の道を踏み外さず、海外に
遅れを取らぬよう国家の再建に勤めて欲しいという事だったんですね。
そして朕の身はどうなっても構わぬと自ら首を差し出したのですね。
これ処刑したら、圧倒的にマッカーサーが神の道に背くサタンじゃないですか。
ポンティオピラトになりたくなかったんでしょう。