拘るのは銘柄米ではなく単一米なら何でも良い
- カテゴリ:日記
- 2025/06/10 15:36:28
今日も梅雨空であるものの、昨日から始めた畑の草刈りであるが、毎日やらないと大変なことになるので、今朝は5時に畑に出かけた。やや小雨が降ってはいるが、雑草が雨に濡れてまっすぐに伸びているので草刈りにはベストなのである。昨日は、気づかなかったが畑の奥はジャングルのようになっていたので、蛇が出て来ると苦情になりかねないため、ついつい止めるタイミングを逃して帰って来たのは11時になってしまった。もちろん朝食抜きでやってしまったので、お腹ペコペコの状態だ。
テレビを点けると相変わらず備蓄米騒動を放映しているが、個人的には気にしていない。とりあえずご飯が炊いてないので、2024年産新米単一米8分づきに畑で採ってきたタラの芽の葉を載せて炊飯器のスイッチを入れた。子どもの頃は、日本晴と言う米を作っていたが、やはり自家用で作っている米なので単一米しか食べたことがなかったが、今もその習慣はあってブレンド米を食べたことはない、なぜか自分のこだわりである。
ところで今の地元スーパーには、入札で放出されたブレンド米5キロだけが、山積みにされている。今放出されている残り僅かの備蓄米とは違って、ほとんど新米と変わらない備蓄米のブレンド米なのだが、全国レベルで並んでいると思えるけど、果たしてどれだけ小売店判断で安くできるのか、もし消費しないようであればコメ不足ではなく、「安いコメ不足」の状態なのだろう。ただ、今のところ2,000円備蓄米のコメなんて見たことないので、高かろうが入札ブレンド米を買わざるを得ない状況だ。おそらく小売店では、精米済みの高いブレンド米は1か月くらいをめどに片づけたいと考えるのではないだろうか。その後に卸業者の倉庫から、今年の新米の値段と比較しながら納品すると思うので、我が地元では2,000円備蓄米効果はあまり影響ないと推測する。
ここにきてJR各社が、各地の滞留米と推測するが、実質3,000円台で販売を展開している。取り組みとしては良いだろうが、たまたま新米が出始める前だから安く販売できるが、今後も継続できるとは考えにくい。
今日の記事にカインズホームセンターで備蓄米(令和4年産)を昨日販売していたようだが、全然気づかなかった。いずれにせよ当日整理券が必要とある。ごくごく一部の庶民には、備蓄米の恩恵はあるだろうけど、たった5キロ1袋で血眼になって買ったところでそれで終わりだ、安いコメ不足のつなぎ販売にはなるが、いつまでも続くものでもない。
備蓄米の価格は、2,000円台だろうが1,000円台だろうが構わないが、新米が出始めてから農家としては自家用のコメは確保できるものの、そんな価格で販売してたら、経費が膨らんで赤字に転落するだけだから、新米収穫以降は通常価格のコメが出回ると考えなければならなくなる。
スーパーの平均価格が37円値下がりしたとあるが、安い備蓄米の価格が販売価格に入ってきたから、平均値が下がっただけだろうから、銘柄米を安くしたと言うことではないと推測する。備蓄米が無くなれば元に戻ることは十分考えられる。
今日は、午後も梅雨らしい雨が降り続いていたが、だからと言って時間を無駄にしたくないので、地元墓地の役員任期が8月までだから、ついでに墓地の雑草がすごいことになっているため、びしょ濡れで今日は1日草刈りとなってしまった。約半分は刈り取れたと思うので、明日も雨の中だろうが片づけておきたい。本来なら役員全員でやるべき作業なのだが、高齢者や主婦しかいないのでほとんど草刈りは出来ないから、一人ボランティアで片づけたほうが気楽なのである。
さてついに備蓄米は、古古古古米が放出されるようだが、5キロ1700円程度らしいけれど、5年前のコメを個人的には食べたいと思わない。缶詰でも5年前の物ってあるのだろうかと思うと、雨の中を整理券をもらって1袋を買うために全力投球してまで欲しいとは思わないからだ。それより備蓄米放出効果って、本当に欲しい人に届いているのかと言う疑問もある。安い備蓄米を手にするには、情報と体力が必要なことは間違いないが、どう見ても並んでいる人が味比べをしたいとか言っているのは、本当に欲しい人なのか疑問だらけだ。備蓄米が底を尽きれば、今度はタイ米の味(昔と今)を比べる人が続くのだろうか。